「航海班★ラウンジ」休憩室 

宇宙戦艦ヤマトの航海長・島大介をこよなく愛する管理人・澪子とERIさんの島談義を掲載していきます。

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お題7『島大介の名セリフ・迷セリフ』

実写版「SPACE BATTLESHIPヤマト」の公開は終わった??

実写版もきちんと見たけれど、やっぱりアニメ版島大介にこだわり続けているERIさんと澪子が、ヤマトシリーズにおける島大介のセリフについて盛り上がっています。

島大介の名セリフって何ですか?
「良い艦だ。無駄にするなよ」
それって、実写版ですよね。今回のお題はアニメ版オンリーで行きます!

では、お題その7「島大介の名セリフ・迷セリフ」です。
どうぞ。



澪子: 昨年の10月に『宇宙戦艦ヤマト 愛と勇気の金言集 ヤマトことば』って本を買ったんですよ。「完結編」までの全シリーズからピックアップされた110のセリフが解説付きで載っていて、島のセリフもあるんですよ。

ERI: 島のセリフで金言って。なんだろう……
まさか完結編の、「俺は君が好きだった」、とかじゃないでしょうね………


澪子: さすがにその「まさか」はありませんでした(笑)が、その直前の「おふくろの腕に抱かれているようだ」はありました。

ERI: うーむ、これは案外ヤマトクルーのセリフとしては奇特で、ついでに泣かせるセリフですよね。
ヤマトって、親子の絆的なものは描こうとしているけど、大体まともには描けていないじゃないですか。
ヒューマニズム重視の戦争映画だと大体、死んで行く兵士の「お母さん」的な末期のセリフがあるものですが、それがここに至るまで一切なかった。子ども番組だから、いい年齢の大人が「お母さん」でもないだろう、というのは分かりますが(苦笑)…
しかも、そのセリフを言ったのが島ですからね。
島は家族を背負って戦ってるような見せ方で描かれて来たから、ここで彼が「お袋」と言ったのにはガツンときました。
脚本としてはとても奇をてらった演出だと思いますが、狙い過ぎな感も……(泣かせますが)。


澪子: 私はこのセリフ、好きじゃないんですよ。
理由は、ERIさんがおっしゃるとおり、演出過多だから。「言わされた」感があります。
実際のお母さんがいるのに、ヤマトを「お袋みたい」と言うのは変じゃないですか? 母親を早く亡くした古代がそう思うのならまだ理解できますが。
島は家族がいるし、それを自負していても、あまり口に出すタイプじゃないと思うんです。
パート1の第3話で家族の見送り(次郎にレイをかけてもらった)を受けた後で、古代に申し訳なく思っているような人ですから、特に。
実際臨終の際には次郎や両親のことを思っていたでしょうが、「いいなぁ、ヤマトは」の後に続けて言うようなものではないのかな、と違和感があります。
さて、それはさておき、数えてみたら、全110の内、古代進が29でトップ、次点が沖田艦長で19、デスラーが3番目で13でした。で、島と真田さんがそれぞれ8で4番目を分かち合っています。
……ん?太田くん、どうしたの?


太田: (るんるん♪)

ERI: 太田くんの名セリフ、あるよねーーー! Part1の12話、アルファ星のコロナのところ。
「前方にコロナ!イレギュラーです、どんどん大きくなってますっ!」


太田: うふふ〜〜ん(キモチ悪いぞ)、ボクのセリフなんかより、そこの島さんの「太田っ、しっかり計算するんだぞ!」じゃないですかあ…?(と照れてみる)

澪子: どれどれ… ……あれ…… (だんだん額にイヤな汗が)
   あの……  ない…


太田: ………

ERI: (あ、いじけた…)

澪子: あ〜〜、ざ、残念でした…!そのセリフはなかったです… あ、あっても良かったくらいだよねえ?(しどろもどろ)

ERI: あらあら、かわいそうに。じゃあ、太田くんはどんなセリフが載っているの?

太田: (身を乗り出す)

澪子: あ、あの~、ごめん、太田くんは1つも載っていなかった・・・。

太田: ・・・・・・(絶句)

澪子: 本には載っていなくても、きっと太田くんの名セリフってあると思うよ。

ERI: そうそう、雪ちゃんのまずいコーヒーに露骨に嫌味を言った航海長に対して、太田くんは雪ちゃんを持ち上げていたよね。

澪子: その後にホンネが出ちゃったけど(笑)。
さてさて、太田くんには悪いけど、まずは、一般的なことから話しますね。
さて、この本には、決して名セリフばかりではなくて、「はぁ? これが?」というものも結構含まれています。
で、島のどんなセリフがでているかと言えば・・・
結構「はぁ?」の部類が多かったりするんです(笑)。
まぁ、当然出てくるかなと予想されたところでは、先述の臨終のセリフ「ヤマトは良いなあ、お袋の腕に抱かれているみたいだ」とテレサ擁護の「自分を大事にするというのは、実は意外と難しい・・・」、ファンの間では結構有名な「さらば」の「無茶な命令には反論する権利がある」でしょうか。


ERI: わはは。
テレサ擁護の演説、言いたいことは分かるんだけど最後の方がグダグダでしたね(w)。
でも、自分を大事に出来ないやつは他人を大事に出来ない、はフツーに名言です。
それから、後のセリフには「命令違反は基本駄目だけど」…というのを付け足したいですね。島くんご本人が命令違反したくなくて、ヤマトに遅れて乗ってきたくせに〜(w)。


澪子: ホント、命令違反はできない人なのに、反論はするんだ~(笑)。

太田: そうですよ、航海長は納得いかないことはとことん・・・の人なんですよ。

澪子: そうだろうね。
それで、「はぁ?」の部類に入りそうなのは、「駄目だっ! 操縦不能だよ、古代」と「ブレーキをかける暇がない。激突します。」です。
特に後者、どのエピソードで出たセリフか澪子でさえわからなかったんですよ~。島ファン失格かなぁ。


ERI: ………ERIも分からない(爆)!!そんなセリフがあったんだ~~~~「激突します」じゃないよ〜〜〜島!そんな、車ぶつけるみたいに(大笑い)

澪子: 答えは反射衛星砲にやられた第7話でした!! でも、このどこが金言??? 
他には、完結編冒頭の「これ以上この惑星にいては・・・発進命令を出してくれ」が挙がっているのですが、これを出すのなら、パート1の第23話にあった「あとで謝る」も載せてほしかったなぁ。


ERI: ぶははは!!これこそ、「どこの?何の時に言ったセリフ!?」って言われそうですが、私も好きです(w)。艦長代理の意見を遮って自分の意見を押し通すために「あとで謝る」だからこうしよう、って言ってるんですよね。しかも正論。島らしいセリフです。

澪子: でしょ? 島ってホント律儀な人だわ~。ちゃんと上下関係をわきまえているんだからねぇ。あんな非常時であっても。
全体を見ても、パート1のセリフは、地味でも良いこと言っているんですよね。例えば、「守りも完璧である必要があるんだ。・・・ヤマト本来の姿だ。」とかね。これは第9話です。あと、澪子が大好きな「待て、古代。逃げよう。それしかない。」(第15話)もあのエピソードにおいては、いちばんの金言だと思うんです。


ERI: 「少々荒っぽく行くぞ!」(ヤマト「2」第5話)
「ん~?散歩。」(同上第4話)
「人のことより自分の方を心配しろよ」(Part1第1話)
「ぼくは…どうしたらいいんだ!」(「2」16話)
他にもいっぱいありますよね~~~~♪(w)……うふふふふ。


澪子: この4つの方が、島らしいですよね。
特に、3つ目はなぜこの本に収録されていないのか、不思議なくらいです。


ERI:  私は、このセリフが島の人となりを最初に表したものだと思ってて、とても好きなんです。
普通、「大丈夫か?」と聞かれたら、「俺は大丈夫だ、そっちは?」程度じゃないですか、答えとしては。前席の古代を心配するあたり、細かいな~~と。
この台詞に至るまでも、沖田艦長が怪我したみたいだ、と言ってるそばで古代が「俺の兄さんは死んだんだ、怪我じゃないんだぞ!?」と言ったのに対して黙ってしまいますよね。あの辺から、「イイ人だ~~」と思い始めました。ヤマトへ乗り組むパレードのとき、次郎に渡されたレイを手に自分を叱咤激励していたら、古代にイチャモン付けられましたね。その時も、「俺は家族の見送りを受けて、いい気になっていたようだ」だなんて、古代を気遣う。すごい気配りの人じゃないですか?!


澪子: 言えます、言えます。島大介は気配りのできる人です!
この本の編集のスタンスが「社会で頑張る男たちに捧げる」みたいなもので、「他人への配慮や気配り」で他の例を出すくらいなら、確かにこの島のセリフはぴったりですよね。
なお、前に挙げた「ブレーキが効かない。激突します。」は、「不利なことでもまずは報告することが良い」という例だそうですよ。


ERI: だったら、「連動スイッチがオフになっていました!」(Part1第3話)の方が………
だって、発進のプロセスをミスってるんですよ?
波動エンジンは一発で始動しなければ何もかもおしまいだ、って沖田さんが言ってるそばからこれですからね。それをちゃんと報告するあたり、尋常じゃない(w)。


澪子: おっ、それは金言かも。自分の失敗を隠さずに報告しているから、島はエライ!

ERI: ところで、古代の金言で、まさか…「ヤマト艦内結婚式第一号」はないでしょうね……

澪子: あはは、それはなかった・・・。これは金言よりも「迷言」ですからね。
この本のパロディで「ヤマト迷言集」なんて作ったら、古代のセリフが目白押し(笑)。
沖田艦長の「そういう癖は取り除かない方が・・・」(Par1第16話)も確実に入りますね。


ERI: 古代の場合は、復活篇にいたるまで(爆)
そうだ、真田さんの「俺はトカゲだ!」も入ってますか?金言?(どっち?)w


澪子: 真田さんの金言にはなかったですね。これは名言か迷言かどちらかしら。
ところで、島の迷言って何だろう。絶対あるはずですが、急には思い出せないわ。あ、テレサとの通信で浮かれたこと言ってましたね。


ERI: わはははは。
テレサとの通信ではハチャメチャですからもう置いとくとしても。あの人案外楽天的だから。
「2」では案外「らしくない」台詞が多かったです。
「宇宙には冗談の好きな奴がいるらしいな」とか、宇宙ホタルの中に敵(ガミラス)艦隊が見えたと言った徳川さんに「心配性だな」みたいなこと言ってたり(w)「気のせいですよ」だっけ?
それと、「年寄りは気が長いっていうけど」艦長はせっかちだな、ってなことも…これは「1」ですね(w)どこでしたっけ…。
まあ一番の名言は「雪、俺は君が好きだった」でしょうね(苦笑)。


太田: え? それは「名言」なんですか?いいんですか、名言で?

澪子:(あ、復活した…w)

ERI: あっはっはっは。すいません。誤字です。心算としては「迷言」のほうです(w)。

澪子: あ~、ビックリした。これが「名言」だったらどうしようと思いましたよ。島と古代の「迷言」と言えば、何と言っても「へぼ操縦士とのろま砲術長」ですね。あれは面白かったです。島って、お茶目なところもあるんですね。

ERI: 私たちだと、パート1から3の全部の放映回で、島のセリフで自己ベストを出して(w)…なんていうのができそうですよね。

澪子: うわぁ、それなら本編見直さないとだめですね(苦笑)。自称「本編を目を皿のようにして見ている」とはいえ、島のセリフでさえウロ覚えのところが結構あるんですからね。
でも、パート1のセリフで順位をつけるのは非常に難しいでしょう。「あとで謝る」とか、書き出すとどうでもよいようなセリフがそのシーンでは生きているものが多いですから。


ERI: 「あとで謝る」
はい、彼らしいセリフですよねえ!!!
確かに、ベストいくつ、というのを出すのは難しいですね……なので
やっぱりその回その回で特記したいセリフは……って感じでしょうかね。


澪子: 「本編の全エピソードでその回の特記すべき島のセリフをピックアップする」って壮大な計画ですなぁ。でも、いつかやってみたいですねぇ。

太田:あの……僕のセリフも……(聞いてないよ…この人たち……orz)

おしまい
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お題(番外編) 『実写版における島大介のキャスティングの妙』

アニメのヤマトを実写化するにあたって、きっと難しかったのはキャスティングだと思います。

すでにビジュアルも性格も有名になってしまったアニメのキャラクターのイメージをある程度継承しながら、そのキャラに3次元の命を与えるためには、それができる俳優さんを選ばなければなりませんから。
実写のヤマトはその難しい課題が見事にクリアされていたと評価しています。

島大介を演じたのは緒形直人さんでした。
ERIさんと澪子は、彼がどのようにしてキャスティングされたのかに関心があります。
そのあたりをメールで語り合ったので、ERIさんのご承諾を得て、紹介いたします。

太田君はいないし、非常に短いけれど、緑めがねをかけたERIさんと澪子の航海長についてのウワサ話ということで、お題番外編をお届けします。

**************

澪子: 実写版の出来はともかく、実写版のキャスティングは本当に良かったと思います。古代進は木村拓哉さんだからできたでしょうし、賛否両論出ている「そっくり」真田@柳葉敏郎さんも、澪子にしては「よくやった」です。
島大介は、いわゆる「イケメン」と言われる細面の二枚目俳優のイメージは澪子には全然ないので、緒形直人さんで全く文句なしです。演技が良いから満足ですし、本当に大健闘だったと思います。


ERI: どこから「緒形直人=島大介」というキャスティングが出たのか、知りたいなあ。
木村さんの推薦なのかしら。脚本なのかしら…


澪子: 私も知りたいです!
柳葉さんは、木村さんの推薦だそうですよ。木村さんは柳葉さんがヤマトフリークであることをご存知で、製作者か監督に「柳葉さんってどうですか?」と進言されたとご自身が明かしておられるようです。
では、緒形さんはどこから出てきたんだろう。少なくとも木村さんとは撮影初日が初対面だったようですから、彼の推薦ではないのは確かです。緒形さんは山崎監督とも過去に仕事したことないようですね。
この島大介役のキャスティングのいきさつがとーっても知りたいです。結果から見ると、すごく上手いキャスティングなのだけど、なぜ緒形さんにこの役が行ったのかしら。


(中略)

ERI: 何となく分かりましたよ……
ヒーロー・ヒロインはペーペーの若手新人でも出来るんです(富山さんがペーペーだと言ってるわけじゃないですよw)。
でも、重要な脇役は(って、脇役と断言したら緒形さんには申し訳ないのですが)演技派・実力派でないとそもそもができない。つまり、「島大介」自体が重要な役で、その辺の顔がイイだけの若造には出来ない役、なんですよ。
ああ、腑に落ちた~~~(……澪子さんも、腑に落ちません?)!!
キムタクが古代、なら、あの華やかさに食われないだけの「演技派」である必要があったわけですよ。
で、線が細くては駄目、家庭的な雰囲気がないと駄目。でも細やかでないと駄目……
なあるほど。
誰がキャスティングしたのか分かりませんが、いい線突いてますよね!



澪子: 本当にそのとおりかも。
澪子も腑に落ちた~! ERIさん、分析ありがとう。



***********

大河ドラマでも、主人公よりも脇の方が演技派の俳優さんを配しているんですよ。
実写版もそのやり方ですね。

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お題6-2『島大介の女性関係―やっぱり島はテレサ一途??』

お待たせしました。
前回のつづきです。
「島大介の女性関係」はいよいよ大詰め。ERIさんの創作スタンスにまで話が及びました。
では、どうぞ。



【これってどう思う……??】

澪子: さて、なんだか「航海班」としては良いのか悪いのか…という結論が出たみたいですが。

【島が、テレサに対して本当はどう思っていたか?】
【テレサの没後、島の女性関係はどうなったか?】


というお題について、大体意見が一致しましたね……。本当は、ご本人に訊きたい所ですが……(苦笑)

太田: 島さん、モテるのに勿体ないよなァ。
大体、上手く行きそうになるとダメになってるんですよ。僕何度か「これは行ける!」と思ったことがあるんですけど、結局別れちゃうんですよね。島さんがダメ、っていうより、なんか相手の人が離れてっちゃう感じかな……


ERI: ……ざまーみろ、って思ってない?(笑)

太田: そりゃあもう……
なっ!!ななななに言わせるんですかっ、シッ、聞かれたらボコボコにされますってば……(大汗)


澪子: まあ、島の本意はどうだったか、というのは突き詰めた所、ご本人以外には解らないことですが。私たちから見た島の女性関係って、大体こういう傾向にあるわけですよね。
以下に整理してまとめてみました。


ERI: ……私ら、何真剣にやってるんだろう……(笑)。

☆ 相手の女性に対して:
  「テレサに未練がある自分では、この女性を幸せにしてやれないのでは ないか、という気持ち」がある

☆ テレサに対して:
  「他の女性を愛することで、あれほど自分を愛してくれた君に申し訳ない、と思う気持ち」がある。


澪子: この二つが、良く見る「島の葛藤」ですね。
 島は、テレサにあの短い間では恋愛感情を持つまでには至らなかったけれど、テレサが逆に自分のことを真剣に愛してくれて、ああいう行動を取って自分と地球を救ってくれたということをすごく真面目に受け止めている。
 当然その真面目さが現実には足かせになって、他の女性になびきかけるとブレーキがかかってしまって・・・という状態です。


ERI: ところでですね。ERIは、前っから気になってたことがもう一つあるんです。
 これは、視聴者の私たちと、島だけが知っていた、テレサの秘密…みたいなものだと思うんですが……


太田: なんですか?!秘密?

ERI: あー、ええと、太田君は知らない?ってことになってるのかな。
 視聴者としての私たちは、「テレサが反物質を使う」っていうことを知っていますが、それは映画の「さらば宇宙戦艦ヤマト」を先に見ていたからですし、また「2」では彗星帝国の人たちが「あの女は反物質を使う」と話している(第1話)のをテレビのこっちで観ているからです。
 だけど、本編を良〜〜〜〜く見てるとですね、ヤマトの乗組員たちは、真田さんでさえ、「テレサが反物質を使う」ことを、ちゃんとは知らないんですよ。テレサも言ってないし、ズォーダーも言ってません。
実は、台詞をチェックして行くと、テレサは島にも「この力は反物質エネルギーです」ってことは言ってないんです。自分でもどうすることもできない(制御できない)力がある、ということを仄めかしているだけなんですよ。

 しかも、テレサは島に、「例えテレザート星が飲み込まれてしまっても」「彗星帝国とは戦わない」と言っています。
 どうしてそこまで戦いたくないのか、というと、
「このテレザートを滅ぼしたのは自分の制御できない超能力のせい」で、
「私がヤマトに行けば、地球の味方をして彼らと戦うことになる」「そうすれば、相手に(白色彗星側に)犠牲が出ます」「私は二度と破滅の虚しさを味わいたくありません」、だから、ヤマトへは行きたくない。
 テレサははっきり、島にだけ、そう言ってるんです。


太田: それは、最初に島さんがテレザリアムへ行った時の話ですね。ああ、思い出しました。島さんが帰投してから、テレサの返答は「ヤマトにも白色彗星にも味方しない」って報告したから、ちょっと険悪になっちゃったんだった。テレサの悪口言うやつもいました。

ERI: そうそう、その時のことです。

太田: でもじゃあ……、その後、テレサは気が変わったんじゃないのかな。
結局、島さんと一緒にヤマトに来たし、最後には彗星帝国をやっつけてくれましたよね?


ERI: ……それなんです。
 単に、気が変わった。それだけだったのかな。島も、そう思ったのかな。そんなに軽い誓いだったんでしょうか、テレサの「二度と破滅の虚しさを味わいたくありません」というのは。自分で自分の家族や故郷を滅ぼした、ってことは、そんなに軽いことだったのかな。否、それまで何年も、自分をテレザートに幽閉して引きこもってしまうほどだったのじゃありませんか…?「自分の星が飲み込まれても」つまり自分は死んでも、二度と戦いたくない、ってテレサは思っていたはずじゃないんですか。


澪子: うーん……

ERI: それが、島にとってその後の恋愛が上手く行かなかったもうひとつの理由、じゃないかと思うんです。
 単に自分を助けて死んで行った女、に対する感謝、そして未練とか遠慮とか、そんな薄っぺらいモノじゃないような気がするんですよ……島が抱いていたテレサに対する思い、っていうのは。
 だから、上の☆2つに加えて、島にはもう一つ、こういう葛藤があったに違いないんです。


★「テレサが「あれほど愛してくれた」というのは、自分の命を島と地球のために犠牲にすることだけじゃなく、もう二度と破滅の虚しさを味わいたくない、という誓いを破って大量殺戮することと同義、だった。
それに対して「テレサに申し訳ない」と思う気持ち。俺のためにあんな事をして、それで君は本当に幸せだったのだろうか、と疑問に思う気持ち。


 これをまともに考え始めたら、彼はきっと、辛くてしょうがないですよね。
 だから、あんなにテレサが「戦いたくない」と言っていたことは、どうにも処理できないことになってしまい、島としては、そこはうやむやのまま忘れるしかなくなっていくわけです。が、そうすると、まともにその後、恋愛するにしてもきっとその思考がものすごい障害になる。
 テレサのことを、丸ごと忘れるほかなくなっていくかもしれません。


太田: ……そうか…島さん、一時期僕から見ても、現実逃避してたみたいなところがあります…まあ、敢えて言いませんけど…何があったかは。

澪子: うわ〜〜…。考えれば考えるほど重いですね……。 
澪子は最初の2点(☆印)は考えたけれど、★は気づかなかった視点です。う~ん、そう考えると、島って辛い立場にいるんですよね。現実逃避したい気持ちもわからなくもない。


ERI: 考え過ぎかなと思わなくはないんだけどね。
 島だけがテレサから聞いている真実を考慮すると、この最後の項目(★)を避けては通れないんですよ…。
 でね、一方で、島が「もうテレサのことは、忘れるしかない」と決意した場合。今度は、死んだテレサの気持ちは島にすら考えてもらえなくなっちゃうんです。

だから今度は、テレサがとっても可哀想……。
悲劇です。シェークスピアにも匹敵する悲劇ですよ…。


***


【それでも魅力?! 禁断のコイバナ】

澪子: 笑………。なんですか、この副題。

ERI: 「禁断のコイバナ」ってのはですね、実は二次創作の世界では多い設定で、多分、島の【テレサ没後】の恋愛話としては一番多いお話なんじゃないかな。
 テレサを大事に思いつつも、忘れることは出来ないまま、しかし目の前に誠実で魅力的な女性が現れる。どんなに忘れ得ぬひとが心にいても、島だって現実に生身の女性と幸せになりたいわけです。真面目に真面目に、相手の女性に誠意を示そうとする。テレサのことを忘れられないっていう事実を、相手に告白しさえするかもしれない。彼はそういう男でしょ。
 さて、そうすると必然的に彼の【恋愛リハビリ】が始まる…と。


太田: リハビリ(笑)

澪子: 笑っちゃダメよ〜

ERI: 真面目な島のことだから、かなり真剣に、新しい恋に取り組むんじゃないですか?…だから、リハビリ、と表現しましたが…。
 この設定のお話って、ものっすごく島が「イタイ」の。……だけど、お話としては、めっちゃ「美味しい」んだ……


太田: うわーーーぶっちゃけましたねーーーー

ERI: (……怪我した古代クン見て「キャ〜〜ん」って言ってるのと同じだよ)ボソ。

澪子: (もはや笑えません。)

ERI: でも、ですね。ERIは基本的に、その手の「島が痛い(美味しい?)」お話は、ダメなんです……まあ、読む分には大歓迎なんですが(笑)自設定には持ち込めません…

澪子・太田: どうしてですか?

ERI: だって、もしも島が真剣に新しい恋をしよう、という気になっちゃったら……
 そんなの、テレサが可哀想じゃありませんか〜〜!!
テレサ応援サイトの管理人として、それはできない、と。そういうコトです!
うちでは、テレサが生きている、というのが大前提だから。
 まあ紆余曲折したっていいけどね、最終的にテレサ以外のコと島がゴールインしてしまうのは、ダメなんですよ!!(大笑い)
「真剣に恋い焦がれてくれちゃう女性との新しい恋と、テレサの思い出との板挟みに悩む島」は、だから「禁断の設定」なんでございます……(大爆笑)!!

ふー、
これでERIとしては自分の感情にオチが着きました(w)。


太田: あっはっはー!!

澪子: あ、ERIさんご自分で納得したの?
何だかんだ言いながらも、結局は島大介にはテレサ以外の女性は駄目ってことなんですね(爆)。
ERIさんワールドではテレサも島も2203年以降も生きているわけですから、それでよろしいんじゃないですか!

 ところで、余談ですが、島が2201年にテレサに出会う前はどうだったかと言うと、年齢相応に遊んでいたと思います。
 2200年にヤマトが帰還してから、1年ほどは輸送艦隊に勤務しながらも時々は地球に帰っていたので、南部なんかに誘われて合コンとか引く手あまただったんでは?


太田: 澪子さん。……その話は僕、詳しいですよ……フッフッフ……

ERI: ……!!太田君!!じゃあ、ココ終わったらランチ奢るからよっく聞かせてくれるっ!?

太田: どうしようかな、ランチじゃ安いな〜。なにしろトップ・シークレットですからねえ〜〜〜(爆)

澪子: (苦笑)。その頃は島も19から20歳の頃ですから、それなりに女性経験もあったと考えられますからね。
 その頃は何に縛られるわけでもなく、雪は古代の彼女になったからと無理やり諦めて、自分も彼女作って・・・みたいな気楽さがあったはずです。
え? 島はテレサオンリーじゃなければだめ? 出会う前なんだから他の女の子とつきあっていたっていいじゃないですか?


ERI: うふふふふ。テレサと出会う前の島クンか。うふふふふ。いいですよ〜、じゃんじゃん行きましょうっ。

太田: ……じゃんじゃん、でもなかったような。むしろ、僕の方が女の子にはモテてたような……

澪子・ERI: ……はぁ?


                          <おしまい>

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お題6-1『島大介の女性関係 その1―彼はテレサを”愛して”いたのか?』

今回のお題は、何と「島大介の女性関係」なんですよ~。

その発端は、「島はテレサのことを愛してはいなかった?!」という何ともすごいことがERIさんと澪子の間で話題になったのです。

テレサは島のことをすごく思いつめて、「2」のさまざまな行動に至ったのですが、果たして島はテレサのことをどう思っていたのか、彼女が地球と自分を救って亡くなった後に他の女性とつきあうことができたのか、まで話が進展したので、ここに披露します。

by 澪子


********************************


【島はテレサを本当はどう思っていたのか?】


ERI: 時々ふと思うんですけど、私、テレサとのことって、島にとってみれば一過性の出来事、のような気もしていまして…
 (これを言うと、またもや石とか飛んで来そうなんですが)
 大体、島はなんだかんだ言って、ずっと雪を好きだったみたいな所があるんですよねえ。
 テレサは思わぬダークホースというか、「えっ、この人俺を好きなの、じゃあ乗り換えてもいっかな、フシギちゃんだけど超美人だしな…」ってくらいなノリで、最初は始まったような。


太田: えええーーーー!!!……そんな風に思ってたんですか?!

ERI: そんなに驚かないでよ〜。
 だってさ、思い出してもみてよ。
 短時間でものすごい盛り上がっちゃったけど、彼女は勝手にヤマトから降りて勝手に星ごと自爆しちゃうし、その後も、自分の知らない所で一人で戦って死んでっちゃったでしょ。
 一体何だったんだ、あの出来事は?って、私が島だったら思ったかもしれない。


太田: う〜〜〜ん……

澪子: たしかに、島の視点で時間を辿って行くと、「私たち視聴者が見て知っていること」よりも、「島自身が見聞きしていること」はとても少ないですもんね。
彼にしてみれば、理解できないことが多すぎたかも。


ERI: 「そう。だからこそ、私たちが思っているより、
「島自身はテレサのことそれほど好きじゃない」
ような気さえしてくるんです。本編見れば見るほど、そう思えて来ますよ。


澪子: おぉっ? テレサびいきのERIさんとは思えないようなご発言!
 でも、実は私もそう思うんですよ。
というのは、「2」を見ていたら、テレサが島に思い入れたほど、島自身はテレサに愛情を感じていたかどうかわからなくなるんです。愛情を感じる時間が全くなかったのが原因ですが。
 テレザートであれほど島がテレサにヤマトに来るように迫ったのは、そのまま彼女を残していけばテレザート星ごと白色彗星に飲み込まれてしまうことがわかっていたからですよね。つまり、見殺しにはできないわけで。


太田: なるほど〜…。極端な話、もしもテレサが男だったとしても、島さんなら「ヤマトに避難しましょう」って勧めるでしょうね。それは僕もそう思う。

澪子: ましてテレサが薄幸の美女ときたから、なおさら島は彼女を見捨てられないと思ったわけでしょ。はっきり言って、その時点では「愛している」という感情とはちょっと違うかなと感じます。

ERI: やっぱり澪子さんもそう思うでしょう……??

澪子: そうなんですよ。
 むしろ、テレサがテレザートを盾にしてヤマトを逃がしてくれたことで、そこで初めて、テレサに対する終わらない責任みたいなものを感じたんだと思います。
 だから、17話のテレザートが爆発した後のラストシーンで「僕は君のことを永遠に忘れない」と誓ったのでは?


ERI: そうですね…
 その時点で「あああーオレ、そんなに好かれていたのか!」と悟ったようなものでしょうね。だってどう考えても、彼女には、島がヤマトにいなければそこまでする理由がないわけですもの。
 でもその後、やっぱり彼女は生きていたのに、結局自分の知らない所で勝手に死んでっちゃうでしょう。
島にとっては悪い夢みてたようなもんですよ。

一過性の悪夢。


太田: うわーそこまで言い切ります? ERIさんキツイ〜(苦笑)。

澪子: (笑)…さすがに悪夢とまでは言わないけれど、島は重荷を負わされたようなものでしょう。
テレサの命と引き換えに自分が生き残ったというのは、彼にとってもはや
「テレサに対して償うことのできない負債」
となった訳ですから。もちろんテレサ自身はそのつもりは全くなかったでしょうけどね。


ERI: 自分は意識がなくて、蚊帳の外だったにもかかわらず…ですもんね。
やっべえなあ~~、俺、そんなこと頼んでないのに。……という…?
でも、彼女が、意識のなかった自分を助けて、手当てして、看護してくれたのは事実で、じゃあその間彼女は自分をどう思っていたのかというと、……それが、最後の特攻で明らかになったわけだから。
 そこまで自分を思ってくれていたなんて、それ自体は凄い感動ではあるだろうけど、……残された俺の立場にもなってよ、勝手に死んじゃうなんて、ひどいよ……とも思ったに違いない。


太田: そう言われると……確かにそうですよね。
ただ、テレサが最終的に彗星帝国に対峙してくれたから、地球が救われた。それ以外の方法は、彼女も、古代さんたちも選べなかったんですよ…。
 うう〜〜、島さん、悩んだでしょうねえ。悲しかったというより、「悩んだ」、そっちなんだろうな。僕が島さんだったら、やっぱりどうしていいかわからないですね……それを「愛」とか奇麗な言葉に置き換えるのは容易いけど、感謝はしても「愛」…ではないような。…いや、愛なのかな。やっぱ…


ERI: 「テレサのその気持ちはたぶん自分への愛情。で、彼女も俺の意志を汲んで、彗星帝国と戦ってくれた」と自分の気持ちの中で整理するしかなかったんじゃないですか、島自身としては。
 でも、あまりにもテレサの「愛」はスケールが大き過ぎて、自分との男女の愛、というのとは違うんじゃないか、って。そうも感じたような気がするんですよ。(有名な宮川さんのBGMも「大いなる愛」だしね…)




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【島は、テレサが地球と自分を救って亡くなった後に他の女性とつきあうことができたのか?】


澪子: ねぇ、ERIさん、聞いてください。昔から、「2」その後、の島のことで私の考えがぶれることがよくあったんです。
 全く違う二極のどちらかに傾いたら、しばらく考えて逆に傾いたり・・・ということで、その二極とは、

「島はテレサの重荷があるため、もう他の女性を愛することはもちろん、つきあうこともせずにストイックに生きている」

か、

「テレサのことを忘れたわけではないけれど、案外テレサのことは割り切って、普通に他の女性と交際している」

です。

 これは人によって考えが異なるようで、ファンの間でもどちらかの立場に分かれるでしょうね。
 あるいは、テレサが死んだのが2201年で、島が「完結編」で戦死したのが2203年で2年足らずしかなかったから、「島はテレサのことが忘れられなかった」と考える人が多いかもしれません。
 あ、太田君、ごめんね。今のは本編の設定で考えた場合ですから、ここ(休憩室)とは条件が違いますからね。(笑)


太田: はいはい、そのつもりで聞いてますよ。ここでは、島さんなら今第一艦橋にいますからね…(苦笑)

ERI: 私は、高校生の時初めてそれを考えたなー(笑)。傾向として、若いとロマンチックにモノを考えますよね。ヤマトのリアルタイム世代はまさにその頃若かった。だから「もう彼は他の女を愛せないんじゃ?」と思う人は多かったかもしれません。
でも、私は若かったけど、最初から島がストイックに生きる方へは考えなかったな……


太田: ERIさんらしいなー

ERI: どーいう意味?

太田: いやいやいやコッチの話。
まあ、確かに…頭の良い男ほど、柔軟ですからね……そう言う意味じゃあ、島さんは間違いなく柔軟な方だと僕自身は思います。しかも、男は女とは思考回路が根本的に違いますし。


澪子: ……太田君〜、言い切りますね。

太田: あ〜〜その。僕だって、恋愛経験ゼロじゃないんですからね!(ゴホンゴホン)。

ERI: 何を狼狽えてるんだ……(笑)誰もゼロだ、なんて言ってないよ?
 恋人が死んだら、しばらくは他のひとは…って思うのは男でも女でも一緒でしょう。でも、残念ながら島にとって、
「テレサはまだ恋人ではなかった」
んですよ。彼女は、恋人未満、だったと思うのね。
 男性は「愛・恋」と「肉体関係」がある程度(いや、かなりの程度)リンクします。恋人と言ったら、そういう関係があってこそ、です。精神論なんて、ほとんど物語の上だけですよ…。そうでしょ?太田君?


太田: えっ!?なななんでそこを僕に振るんですかっ?!

ERI: (爆)…まあ、そうすると、彼にしてみたら、テレサはそういう生々しい対象じゃなかったはずです。そんな汚らわしい(変な言い方ですが)目では見られなかったんじゃないでしょうか…? 
 島にとってのテレザートのテレサは、
「惚れたハレた=肉体関係込み」とは次元がまったく違った
んじゃないか、と。


太田: ふうむ、それはあり得ます。
島さんだけじゃなく、ヤマトに乗ってた野郎どもはみんな(僕も含めて)あの人をある程度神聖視してましたからね。
 女神と言うか、神秘的存在?
「人間の女」って感じがしなかったし……テレサって。


ERI: そうそう。
 だから、彼女は最初から、彼にとっても、恋人というよりもっと気高い存在だったような気がします。
 抱きしめたりするのも、島にとっては「Wao!!」な体験(笑)だったと。だから、それだけでもう感極まった顔してますしね。
 古代に結婚式云々言われても、返事できないですよ、(苦笑)そういう目でテレサを見ていないんですから。
 というわけで、テレサのことを割り切る…という表現もアリですが、次元の違う存在としてずっと心に大切に持っていながら、他の女性と結婚したり付き合ったり……というのは男性としてごく普通の生態ではないか、と「私は」思っていました……。


澪子: 「二極にぶれていた」と言いながらも、実は澪子なりの考えは次の点に落ち着いているんです。それは、

「島はテレサの犠牲が重荷になっていて、自分をそこまで愛してくれた彼女のことを忘れないようにストイックに生きようとしていたが、現実に魅力的な女性が登場したときに、テレサへのその思いと目の前の誘惑との葛藤に苦しむ。いわば島大介の中で、“テレサに操を捧げる”という生真面目な島大介と、生身の男としての島大介がせめぎあっている状態にある。」
 
島って、雪にモーションかけるほど軽い側面はあるけれど、根はすごく真面目じゃないですか。

太田: 真面目、真面目。うん(クソがつくほど)。

澪子: 「2」の最初に命令違反を嫌ってヤマトに簡単に乗艦しなかったことなど、頑固すぎるほど律儀なところがあります。
 だから、テレサにあの短い間では恋愛感情を持つまでには至らなかったけれど、テレサが逆に自分のことを真剣に愛してくれて、ああいう行動を取って自分と地球を救ってくれたということをすごく真面目に受け止めるはずだと思うのです。
 当然その真面目さが現実には足かせになって、他の女性になびきかけるとブレーキがかかってしまって・・・という状態がその後数年は続いていただろうと、澪子なりに考えました。
 島は、男女のことに関しては決してロマンチストではないし、ストイックでもないけれど、彼の真面目さゆえに、結果としてはテレサ亡き後は彼は他の女との交際はほとんどなかったんじゃないかな?なんて思うのです。


ERI: 私も大体同じような見解です。
特に、
「 島大介の中で、“テレサに操を捧げる”という生真面目な島大介と、生身の男としての島大介がせめぎあっている状態にある」
というところは、そのまんまです。というか、正直、それが「白色彗星戦以降の、島の恋愛観」のベースだと思います。


 ここの休憩室と、ちょっと時間の流れがリンクするんですが、「島とテレサの生きている世界」がアッチ(The Planet of Green)にありますよね……(ひじょーにワタクシゴトですが)その世界では、島とテレサが死に別れた後、奇跡的に再会するんですが、それが7年後、って設定なんです。
 それまでの間、島は色々と紆余曲折します。何人かと結構真剣に付き合ってみますが、上記のような理由で、恋愛が上手く行かないって自分で解ってるんですね……。


澪子: やっぱりERIさんと澪子は同じような考えだったんですね、感激(笑)。
島がテレサのことをふっきれるのに7年ぐらいはかかりそうだし、ふっきれかけたときにテレサと再会すると喜びもひとしおってことで・・・。



つづく・・・


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お題5『噂の真相! 島の負傷と死』

今回のお題は、航海班にとっては「なかったこと」にしてほしい「完結編」のあのシーン!

「島さんは生きているわ!」と思い込んでおられる方は、要注意です。
また、以下の本文には、かなりセンシティブな思想や歴史観が述べられています。万人に賛同していただけるとは当人たちも到底思っていませんが、ERIさんと澪子の個人的な主観ということで寛大な姿勢でお読みください。

以上、予めお断りいたします。by 澪子

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ERI: 澪子さん、この前の「休憩室」で、澪子さんが「真田さんは島が苦しみながら操縦しているところを見守らざるをえない立場にいたので、すごく辛かったと思う」って言ってましたよね。

澪子: ええ、確かに。真田さんは、負傷している島に操縦させても、彼は助かると思っていたのかしら…。それとも、「島はもう長くない」と諦めていたのかしら。

太田: 僕の席からはちゃんと見えたわけじゃありませんから、確かな事は言えませんが…
……にしても、いきなり重い話題だなあ。
どうですか、なんなら上(第一艦橋)から島さんを呼んできますか?


ERI: いやあ〜〜、そ、それは…

澪子: (笑)そうですよ、ともかくこの緑矢印空間では航海長は健在なんですから、それこそ痛い記憶をほじくり返したら悪いわ(苦笑)。じゃあ、記録から検証する、って形にしましょう(笑)。

ERI: 「完結編」本編の描写では、真田さん自身が「島はもう助からない」と認識した瞬間が描かれていなかったので、なんか私には真田さんが島を見殺しにした感じがしたんですよ…(真田さん、ゴメンナサイ!)。

澪子: さらに、あのシーンでは雪も看護師なのに敢えて傷をチェックしていませんよね。絵で見た感じでは致命的だとは分からないですが、その後の島の状態を見ていると判断が付かなくなります。
「私はもう…」というほどの怪我ではないようにも見えるし、あれだけ何分も操縦できたのだから助かる怪我だったような感じもする…


ERI: ああ、やっぱり解せないですっ…
助からなさそうな描写がないのに、なんでみんなして、あんな簡単に諦めているんだろう!?


澪子: 確かにあの怪我は、実際どの程度酷いものだったのか、本編見てもさだかではないですね。
傷を負った直後は第一艦橋に歩いて戻ってきたし、その後苦痛をこらえながらもロケットアンカーを発射して艦を立て直すといった操作はできていたので、やはり時間が経ったことで致命傷にまでなったと考えられます。
島本人は、負傷直後は自分の怪我がまさか致命的になるとは思っておらず、古代に頼まれたコスモタイガーを発進させることを最優先にして第一艦橋に戻ったのでしょう。不利になった戦況を打開するためにも必要なことですから。
では、その後でも、なぜ島は負傷していることを隠し続けたのか? 治療よりも操縦席に留まることを優先するようになったのか?
 
澪子が持っている「完結編」のノベライズは4種類ありますが、それらの記述では右胸に銃撃を受けています(本編は右腹部)。それで、負傷したときでさえ、かなりの重傷だったようです。ただ、そのうちの3種類では、島は白兵戦に出ずに第一艦橋で負傷したことになっていますから、「完結編」本編と根本的に違っていて、あまり参考にならないかもしれませんが、ちょっと見てみますね。


「コバルト文庫」=白兵戦に出ていない 
コスモタイガーが発進した直後に意識を失って、気がついたときにはもうアクエリアスがワープしてウルクが崩壊し始めていたとなっています。これなら、そのまま操縦席に留まっていたことの説明もつきます。ただ、意識が戻ってから、次郎に遺書(の続き)を書くんですよ。ということは、その時点で自分がもう長くないことを自覚していた?
 
「アニメージュ文庫」=白兵戦に出ていない
 ここでは島はアクエリアスのワープが阻止できたら、医務室に行くつもりだったのです。ただ、内出血によるめまいがひどくて操縦席から立ち上がることができなかったと、かなり具体的に書かれています。しかも、その後は意識が朦朧としていて、ウルクが崩壊し始めて沖田艦長が発進命令を出すころに正気に返っているところは「コバルト」と似ています。こちらは遺書は書きません。

「ソノラマ文庫」=白兵戦に出ていない
 これがいちばん映画本編に忠実なのですが・・・。ここでは、コスモタイガーが発進してからウルク崩壊までの間は、島は操縦席で意識を保っているんです。一旦アクエリアスのワープを阻止できたときには、次郎とまたサッカーができると心の中で喜んでいるくらいですから。しかし、その後に島が何を考えていたかの描写はありません。ウルクが崩壊し始めた段階で、やはり次郎に遺書を書いているんです。その直後に負傷していることが雪によって見つけられるのですが、その時に島が自分で「助からない」と決めてしまったようなので、沖田艦長と真田さんは「それなら、島の思い通りにさせてやろう」と医務室送りにしないで、そのまま操縦させたのです。つまり、島本人も周囲も簡単に諦めているわけです。
本来なら、あんな状態の人をいつまでも放置しているのはありえないのですが、そこは「完結編」のお涙頂戴演出ですからねぇ。


「ファンファン文庫」=白兵戦に出て負傷!(4作の中で唯一)
このノベライズは低年齢層向けなので、ちょっと特殊です。しかも、唯一島が白兵戦に出て負傷したことになっているのです。あとは本編にわりと忠実で、やっぱり負傷がばれたころには、治療よりも操縦にこだわっている記述になっています。

ERI: 「島が自分で諦めてしまっている」というのが、そこがどうしても解せないんですけどね…。
でも、実際このどれもが客観的な情景描写であって、島自身がどう思っていたか、という(例えば一人称で「もう俺はだめだ、だったらこの席の上で死にたい」とかいうモノローグなどの)描写はノベライズ上では存在しない、のでしょうか。


澪子: ノベライズでも島自身が自分の怪我をどう思っていたかのモノローグは、上に書いた部分を除いて全くと言って良いほどありません。
ということで、島は「操縦席で死にたい」なんて言っていないんです。


ERI:  その辺がまた、重要ですよね。
死にそうな怪我人の、本人の内面描写がないなんて、それもとても不自然。そこに制作側の意図を感じますね。それが「島は制作サイドに殺された」という怒りの所以、でもあるのでしょう。
実は、私自身は「島はテレサに助けられて生き延びたことを『さらば』の土方さんみたいにちょっと恥じていて、玉砕できるならそれが本望」と思っていたんだろうな、とやはり感じますが…。その描写がないから、やっぱり物語の都合で殺されただけ、に思えます。


澪子: そうそう、先週買った『ファクトファイル』20号の「人物事典」で沖田艦長の2回目が載っていて、これは「完結編」メインでした。そこに島の戦死に関しての記述があったので、紹介しておきます。小見出しは「大切な部下に送った死に花」です。

「・・・脱出に際して沖田は操艦を真田志郎に命じたが、島のたっての願いを聞き入れて舵取りを託している。おそらく沖田は島の死期を察したのだろう。そのうえで彼に最後の誉れを与えようと考え、ヤマトの舵を預けたのである。」

「「私にやらせてください」と願い出た島に対し、沖田は苦渋の末に操艦を託すことを決定した。」

「使命を果たした島はそのまま息を引き取り、沖田は万感の想いを込めて部下を見送っている。」

……ふ~ん、島がカッコよく死にたいと希望して、沖田艦長がその願いを聞き入れた形になっていますねぇ。ERIさんがおっしゃるように、島は「玉砕できるならそれが本望」とずっと思い続けていて、ついにその機会が到来したと思ったのかなぁ。

ERI: ここがね、女と男の感覚の違いなのかな〜〜、と私は思ってるんですよ。女としてはそんなバカバカしいことってないでしょ。こっちは命賭けて子ども産んで育ててるのにさあ。卑怯者になったって、生き延びて欲しいのが母心、じゃない??
太田君、どうなの?これって、太田君としては理解できるの??


太田: …ここでボクに振るのか…いえいえ、こっちの話。
男だったらそれが理解できるのか…?という質問ですけど…。ボクの個人的な意見はともかくね…


ERI&澪子: ともかく?

太田: この世界を作った人たちの意識の中には、アレがあるんですよ。

ERI: アレ?

太田:「海行かば 水漬(みづ)く屍(かばね)/山行かば 草生(くさむ)す屍/大君(おおきみ)の 辺(へ)にこそ死なめ/かへりみはせじ(長閑(のど)には死なじ)」とかさ、「玉散る剣抜き連れて/死する覚悟で進むべし」…っていうヤツですよ。

ERI: それ、「海行かば」と「抜刀隊」(軍歌)ですね。ぐああー、やっぱそうか。そもそも、ヤマト(大和)ですからね……世界観が、第二次世界大戦中の日本軍、なんだよね。なんだ、その一言で終っちゃうじゃん(怒)。

太田: まあ、この世界では「大君」=「地球」に置き換えられてますけどね…(溜め息)

澪子: ……古代守と同じ、というわけね。「男だったら、戦って、戦って戦い抜いて、一つでも多くの敵をやっつけて、死ぬべきじゃありませんか!」…それが、島にとっては命を賭けてヤマトを窮地から脱出させる事だった、と…

太田: ……まあ、そう考えれば沖田艦長の態度も説明がつきますよ。黙って島さんに操艦させた理由はそれでしょう。同じく真田さんだって見殺しにしたわけじゃないんですよ…。
だからね、正直なところ、雪さんが一番辛かったと思います、僕は。
真田さんも艦長も、その一念で島さんの操縦を許した…だけど、雪さんは…どうだったんだろう。もしかしたら雪さんは、一目見て島さんがもう駄目だってわかったのかもしれませんねえ。雪さんが手を出さなかった、つまりもう手の施し様がなかった、ってことだから、だから艦長と真田さんもそれを見て覚悟したのかも……。
だから多分、男の感覚、女の感覚、じゃないんですよ。そう言っちゃったら、雪さんが可哀想です。
戦場で命が消えるときって、一番辛いのは医療に従事してる人たちなんじゃないでしょうか……


(しんみりする3人)。

ERI: だめだ、耐えられないっ。太田君、第一艦橋行こう!!

太田: へっ!?

澪子: ううー、イレギュラーだけど…そうしましょうっ!!

太田: だ、だめですよお!!ボクは非番ってことになってるんですから!

ERI: うるさい!航海長を見に行くのよっ!で、聞けたら本人に聞いてくるっ!!

澪子: 私も、元気な島さんを見て来るまで、落ち着かないわっ!!

太田: 澪子さんまで!!ボクは行きませんからね、島さんにメチャクチャ怒られますよぅっ!!

澪子: ああ〜〜許して太田君、じゃあここの留守番お願いっ!!

太田: 留守番、って…ちょっと!!

 第一艦橋へ愛しの航海長をのぞきに行ってしまった澪子とERI……一人取り残された太田君。

 どうやらこの話題、安穏に終える事ってやっぱり絶対に出来ないみたいですねえ………(苦笑)。

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お題4『島くんと真田さんのフシギな(?)関係』

太田: うふふ、うふふふふ。

ERI: うぷぷ!あはははは……

澪子: ……太田くん、ERIさん、何見てるの? 大ウケしてるけど?

太田: えっ…えっと、その…

ERI: ああこれ。かなり以前に発行されていた同人誌(「島大介FC」の会報「GREEN SOLDIER」)なんですけど…

太田: しっ、島さんが…(爆笑)

ERI: 会員さんの投稿マンガでね、島くんと真田さんが一緒に暮らしていて、島さんが朝ごはん作っているというシチュのミョ〜〜なマンガがあるんです。

澪子: ああ、そのマンガ、知っていますよ。でもそんなに二人に受けるとは…(笑)。

太田: 島さんがめちゃくちゃカワイイですよ、コレ…。ぶははは! でも、バレたらボコボコにされます。僕がこんなに笑ってたなんて内緒にしてくださいね…。

澪子: あはは、わかりました。私は、島くんはストレートだと思っていますが、客観的に見て彼は真田さんには「頼りになるお兄さん」として懐いているようには感じますね。

ERI: そうですね。島くんって真田さんのことは慕っていますもんね。
真田さんとは,任務を離れたところでも趣味や興味が被る部分があるんじゃないのかな…、なんて思うこともあります。
真田さんのスケッチブックを覗き込むのがスキとかね。でも島くんは自分じゃ絵は描かない(描けない?)。
好きな本とか、そういうのが似ているかも。
古代くんは雑誌かペーパーバックしか読まなさそうだけど(偏見・w)真田と島くんは文庫本の貸し借りなんかしていそう。
食べ物の好みも似てるような。
古代くんは体力勝負の部署ですから常に熱量と蛋白質、だけど島くんや真田さんは頭脳労働だから(実はあの操縦桿も普段はそんなに重くないと思う・w)古代くんよりはあっさりしたもの食べていそう。


太田: 納豆とかね。

澪子: 澪子は関西人だけど、納豆大好きですよ(笑)。
ま、それも含めて、好きな本とか食べ物とか、なかなか面白い発想ですね。
さぞかしこの二人は仲良しのように見えますが、実はヤマト本編をよく見ていると、パート1と「2」あたりまでは、島くんと真田さんの接点はほとんどないんですよ。


太田: ああ、そういえばそうですね…。イスカンダルへ行った頃、航海長は僕や林といっしょの方が多かったなあ。元々第二艦橋は僕らの職場だったんですよ。だんだん工作班が入り込んで来て、しまいに新米なんかが常時居るようになった。島さんは上で、で、真田さんが代わりに降りて来てね……

ERI: なに? ヤキモチ妬いてんの?

太田: う…うるさいな…放っといてください。

澪子: まぁまぁ。
その「2」の後半で、ヤマトが空母を引き連れて奇襲をかけるエピソードの前半で、真田さんとアナライザーが偵察に出ていて戻ってきたところを、留守番役の島くんがねぎらっているのが「珍しい」と思ったほどですから。
「III」で共に副長になっても、それほど一緒のシーンは多くなかったような…。惑星ファンタムを前にして第二の地球を発見した、とヤマト艦内が大喜びしているところで、二人が無言で握手していたぐらいかなぁ、印象に残っているのは。
それなのに、「完結編」は一緒のシーンが増えましたねぇ。


ERI: 「完結編」はねえ。なんでしょうねえ?? 急接近、ですよね(w)。

太田: なんですか? 僕を見たって、僕は何も知りませんよ?

ERI: ほら、あの島の手をレバーに持って行ってやるところとか…。
息絶えた島くんを抱きしめて泣きたかったのは真田さんなのじゃないか、とすごく思いました。


太田: ああ……そうですね……確かに。(ヤなこと思い出させるなあ)

ERI: 「III」から「完結編」までの間に、彼らに何かあったのでしょうか(爆)?

澪子: そうなんですよ。
古代くんは島くんの臨終に立ち会っただけですが、真田さんはその前の、彼が苦しみながら操縦しているところを見守らざるをえない立場にいたので、すごく辛かったと思います。
レバーを引くのを手伝ったのも、少しでも彼の苦痛を和らげて思い通りにさせてやりたいと思ったからでしょう。
太田くんも大泣きしていましたけど、あの時真田さんも泣いていましたよね…。


太田: 思い出させないでくださいよ…。真田さんは何も言わなかったですけど、(件のシーンでは、青野さんのセリフがほとんどない)すごく悲しかっただろうと思います……。沖田艦長に「真田、お前が操縦しろ」と言われて、島さんのところに行ったんですよ、真田さんは。僕が戦闘レーダーから離れられなかったからです…(ぐすん)あの時は、アナライザーも医務室に居たんで…。ああ、思えば思うほど色々タイミング悪かったなあ……

ERI: そうだよね……。ホンット色々解せないですね、あの時のことは。

太田: あの時の島さんの様子については、僕も良く解らないんです。肩越しにしか見えてなかった。雪さんが最初に気付いたのに、手当てもしなかったんですよ。島さんが自分でどうにかするから、って雪さんを席に戻らせたのまでは分かったんですが……

澪子: ああ、それですね…。
「完結編」の航海長の死については、次の機会にいっぱい文句言わせてもらいます。


太田: 暗くなるのはゴメンですよ?

澪子: ああ、はいはい(苦笑)。検証するだけです。だって、航海長は今も第一艦橋にいて健在でしょ?


何やら結論が出たのか出てないのかはっきりしないままに、次回へ~!
次は本当に「完結編」の島の死か???

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お題3『どっかヘンだよ、某週刊ナントカの島大介』続き

太田健二郎です。
前回より引き続きまして、「どっかヘンだよ某週刊ナントカ! 澪子とERIのツッコミ」第二弾、お届けいたします〜。お二人はいまだに不満たらたらですね…



不満その2: テレサがズォーダーに立ち向かった理由の解釈がヘン!

澪子: さらに、4号の別のページで「2」の26話のことが書かれています。そこではテレサは「古代と雪の決意に心を動かされて」代わりにズォーダーに立ち向かった、ことになっているのですよ。これもちょっと違うのでは?

ERI: しかも、地球の近くでデスラーに出くわしてヤマトがデスラーと一戦交えるところまで「テレサが戦況を知らなかった」と書いてますよ…? 
あり得ない〜〜、じゃ、なぜ彼女はほぼ2万光年もかけて独りでヤマトを追って来たんでしょう? 戦況を知らないのに独りで追って来ますかね? その上見た途端に会話もせずに、ヤマトを特攻させる彼らの決意がすぐに読めるって、どういうわけですか?
しかも第一「繰り返して言いますが!」テレサが島を救助したのは、月の近くですからね?(23話の前半参照)そこでデスラー艦隊がヤマトを襲撃してるんだからね?
んもーーー、『本編ちゃんと観たのか!?』


太田: お、お二人ともいきなり不満全開ですね…確かに色々と食い違ってるようですよ。あの書き方だと、時間の流れも考慮されてませんもん。

ERI: でしょ!?
それに、テレサが一人で特攻した理由がそれならば。
だとしたら、テレサってお釈迦様ですわ、やっぱり。強いて言えばそれは「さらば」のテレサですよね。どんなふうに心を動かされた、って言いたいんだろう?w
「戦いたくない」と言っていた「2」のテレサの心境は一体どう説明するつもりでしょうね?第一、テレサは古代と雪の決意、なんてきっとそれこそ島を連れてヤマトの第一艦橋へ来るまで「知らなかった」でしょう。


澪子: テレサは島を助けたいから、彼が大切にしている地球や人類やヤマトや古代たちを彼のために残したいから、という気持ちだったと思うのですが。
「地球が救われたのは島のついで」って、ERIさんもおっしゃっていましたよね。


太田: まあ、それしか辻褄が合いませんよね…。(ちょっと複雑な表情である。……ボクも「ついで」? あ、そう、「ついで」なんだ〜〜…。ま、いっか。島さんキライじゃないからな。ERIさんテレサ贔屓だから何言っても通じそうもねーし)

ERI: だって,本当はガトランティスだって犠牲にしたくなかったんですよ、テレサは(滂沱の涙)…
16話でそう言っているじゃないですか…「私が地球の一員となって戦えば、あの白色彗星と戦うことになります」相手に犠牲が出ます、それはできません、って。もうね、島を助けたいための苦肉の策だったんですよ、あれは。ズォーダーだって殺したくなかったんですよ、彼女は。島を助けるためにそういう犠牲を出すけども、ではそれは自分の命を持って償いましょうと、そういう意味だったんじゃないの?
 だああ〜〜もうねー、あんな考察じゃ、脚本家が泣きますよ…。


太田:(まあ、真相はわかりませんけど)テレサ、高貴な女性(ひと)でしたねえ。


不満その3: 「さらば」と「ヤマト2」のテレサは別人よ!!

澪子: 7号にテレサの反物質のことが載っていたのですが、「さらば」と「2」のテレサを分けていないので、訳がわからない状態になっているんですよ。
島と抱き合ったり、輸血ができたりすることは、「異聞」扱いになっています。
どうせ「さらば」と「2」のテレサは別人なので、反物質についても「さらば」のテレサ限定とか、「2」のテレサの場合、みたいに分けたら良かったのに・・・。
そのうち人物事典にもテレサが出てくるでしょうが、そこでも2人のテレサを一緒に解説しようとするのかしら。そこもぜひ分けるべきなんだけどね。


太田: 相原が表紙の号には、わざわざ「反物質」についての科学的っぽい考察が書いてありますが…ダークマターと勘違いしてるような気が(笑)。
現時点で発見されている陽電子や反水素の対消滅エネルギーは核融合ほどの力はないようですし、第一加速器で反物質を作り出すエネルギーの方が対消滅エネルギーよりでかいという話です。何か空想上の物質の反物質、とでも考えないとあのパワーはあり得ませんよね。


ERI: おお、太田君ももっとツッコんで!! 反物質については調べたいヒトはいくらでもネット辞書とか引けばそういうこと書いてありますしね。誰かもっと補足して私らに教えてください、そしたらもっとツッコめるでしょうね(意地悪?)。

太田: それから、いきなり…は、はだかテレサ(何だ?何を照れている、太田!)のイラストで始まる「反物質人間・テレサ」のページですが…
「さらば」では、彼女は「反物質人間」です。だから、物質が触れるだけで対消滅が起きます。そのために、彼女は裸でなくてはならない。
ところが、「2」では反物質を「使う」んです。意図的であれ無意識にであれ、彼女が反物質を「使わなければ」対消滅は起きない。
それが「さらば」と「2」のテレサの違いです。


ERI:「2」のテレサは、反物質が出て来なければただの超能力者ですから、抱き合おうが輸血しようがそれは可能ですよね。
またもや言いますが、「本編ちゃんと見たのか!?」(これで何度目?)
こうまで本編無視とは…。ケンカ売ってるんでしょうか?!(MK5←古い)


太田: まあまあ…

澪子: テレサの反物質には、さすがにERIさんは一家言ありますね。
その点をおざなりに扱っているので、訳がわからなくなっているのです。
あ、よく見たら、「異聞」ではなくて「異説」でした。ま、同じようなものか・・・。どちらにしても「2」のテレサは番外編みたいな扱いですからねぇ。
テレサと土方さんは、「さらば」と「2」では別人として扱わないとだめなんですよ! そんな基本的なことすら守られていないなんて、これからが心配だわ~。


ERI:  ですよねえ!だから、妙に「異説」とか書かずに、単純に「2」と「さらば」での違いとして項目別にすりゃあいいんですよ。製作者はあの出版物独自の世界観を作ろうとしているようですが、無理があり過ぎで意味ない上に、全体がぶち壊し(ここまで言っていいのかと思いますが、本当なんだから仕様がない)。
緑色めがねのフィルタがきつ過ぎかと思って、もちろんちゃんと他の人物のところも読んで比較してみていますが、やっぱり全員について「オカシイ」ぞ!!とにかくごちゃ混ぜってのはいただけません。



不満その4: 島は不器用とちゃいまっせ~。

ERI: 太田君、何笑ってるの?

太田: いえ……(敢えてコメントを避けようと決意したようだ)島さんは器用ですよ〜? はい!

ERI: …なんかわざとらしいな。

澪子: 8号の「人物事典」の島は、やっぱり違和感がある書き方でした。Part1限定かと思いきや、中途半端に「2」にも触れているんです。
家族のことを大切に思っているのは、まぁ本当だから良しとしましょう。でも、テレサへの感情の描写は何か変なんです。「初めて対面した際に島は胸の内を打ち明けている」って、初めて会ったときにそんなことしていないんですけどね。


ERI:  それは二度目、にですよね。(笑)
本編も色々変だけど(w)島の扱いはどうもどこでもいい加減でアタマに来ます。冷静沈着、とか家族思い、と書いておけばヨイショしたつもりなのか!!と怒鳴りたいわ。


澪子: 私が持っている大量のムックのキャラ紹介でも、判を押したように「古代とは対照的で冷静沈着」と「家族思い」ですからねぇ。それしか書くことないのかなぁ。
というか、その程度しか個性が出ていないキャラだったのかもしれませんね。ファンじゃない人から見ると。


ERI: それ以前に、今まで見ていたら何で全員、年齢「不明」なんですか??古代も島も2181年生まれ、ってオフィシャルに設定があるのに!? わからん!!! そこにどういう意図があるんでしょうかっ?!(またもやMK5)

太田: 僕も2181年生まれですよ。島さん古代さんと同期です……僕も「不明」って書かれるのかな……

ERI: もう一度Part1の第1話を観ろ!!と言いたいですね! 「女性にうつつを抜かしてる」のは古代より島では?? 火星から地球へ帰還した後、落込んだ古代をダシにしてユキをまんまと口説こうとしたのは誰なんでしょうかね!
ユキの手をベタベタ触りまくってるのは誰なんでしょうか!!


太田: あの…

ERI: なに?

太田: 島さんに聞かれると拙いのでは

ERI: ハッ

澪子: (苦笑)……。
(……これ…よく見ている私たちの方が、島さんご本人にとっては抹殺したい相手かも…w)


ERI: (気を取り直して)しかもなんですかね、ライバル心の塊みたいに書いてくれちゃって。Part1のラジオドラマ(ニッポン放送)を聴かせてやりたいです。剥き出しのライバル心はどっちかといえば古代ですよ!

太田: (これもコメントを避けている)……ぷっ

ERI: まあ、「生真面目で融通が利かない…」のは本当だからいいとして(w)。
不器用ですかねえ? 島って?
けっこう女心に疎くはない感じがしますが。
雪ちゃんのコーヒーにケチつけたことを不器用だと言っているのでしょうか?
その割に、彼女の出したジュースのストローをちゃんと使ったのは彼だけなんですが…


澪子: 何をもって島が「不器用」となるんでしょうかねぇ。テレサへのアプローチが不器用ってこと?? こんな風に書かれると、島がかわいそうだわ。

ERI: 次郎が兄の後をくっ付いて回っていたと言う記述についても、根拠がわからないし…。
ナンカしっくりきません~~~…
ある特定の書き手の主観が入りまくってる気がするのは私の気のせいですか?(執筆だれそれ、という奥付がありますが……監修の東北新社、誰も校閲しないのだろーか!)


澪子: 「主観入りまくり」は、まさにその通り!
「くせの強い髪を短く刈りそろえた姿が島の生真面目な性格を反映している」なんて、主観以外の何物でもない! 島の髪型って短いの? あの“もみあげ”をどう説明するんだって言いたいです(笑)。


太田: わっははは(ERIの視線に思わず沈黙)いや、あのその。どっちかって言えば島さんのは刈り揃えてないでしょ。あれストパーかけたら結構長いよ?真田さんや加藤ですよ、刈り上げは…

澪子: 「引き締まった肉体」には、思わず吹き出しました。何を根拠に??

ERI: え?…それはいいんじゃないですか?(ピンポイントで個人的に・爆)

太田: なんですか? 今こっち見ましたね!? ボクだって負けてないんですけど?

澪子: おやっ? そうなんですか? まぁ、それはよしとして・・・。
「自ら進んで女性に接することはなかった」はゼッタイおかしいですよね。雪に色目使っていたのは、ERIさんがおっしゃるように、古代じゃなくて島だからね(爆)。


太田:ぶはっ…

澪子: 「ヤマトで初めての艦内結婚式が挙行されるのでは・・・」って、古代と一緒で論が飛躍しすぎ(笑)。
あれっ? 私たちって島をほめているのか、島で遊んでいるのか・・・?
とにかく、ツッコミ箇所がヤマト本編以上に多い本ですね。


ERI: ここの8号の、島の項目最後のコラムでも「ナンカヘン」を発見。もう止めておこうかと思ったんだけど突っ込むわ、アタシ。
Part1の第10話の、地球との通信のシーンが掲載されていますが…
本編で「少し痩せましたね」と言っているのは島です。言われているのは島のお父さん、です……(この週刊ナントカでは、家族に「島が」言われていることになっちょる!!)


澪子: それそれ、私も気づきました。
島がお父さんに「痩せた」と声をかけているんですよね。それなのに、これでは全く逆! 島が痩せてどないするねん!


ERI: 情報誌としての価値は限りなくゼロ以下ですね……これ。どうしてくれよう…

澪子: う~ん、もはや義務感だけで買い続けているも同然なのに、この調子で完結の60号まで続くのなら、これに投資し続けるのが、すっごく不安になってきましたよ。太田君は何号に出て来るのかしら。

太田: おえ〜〜、どうしよう。しかも悪い予感が。…もし南部とセットとかだったら、僕出演辞退しますよ……


この後、太田がストッパー役を放棄して逃げるように去ってからも、2人はぶーぶー言い続けたのであった!
果たして、澪子はそれでも60号完成まで買い続けるのか、否か???

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お題3『どっかヘンだよ、某週刊ナントカの島大介』

お題は年始に号外を出したっきり・・・(苦笑)
すっかりご無沙汰しておりましたが、久しぶりにERIさんと太田君にご登場いただきました。
お題は・・・え? 次郎じゃなかったの? まぁまぁ

それでは、どうぞ。



太田: え〜〜いまだに人物辞典に登場してない僕、こと太田健二郎です。皆さんご無沙汰しておりました〜。
2010年2月から刊行が始まった某週刊ナントカのヤマトシリーズ。
さて、印刷物になったヤマトは、澪子さんのいわば「アキレス腱」だそうですね。


澪子: こんにちは、太田君。お久しぶり…。ええそうなんですよ、私、ヤマトというだけで手を出してしまうのです。毎週火曜日に律儀に仕事帰りに書店で買い続けているのですが、毎度、毎度、文句たらたら・・・。

太田: ちょうど「島とテレサ」が特集として取り上げられたり、「人物事典」に島さんが載ったりしたのを機会に、ERIさんと澪子さんがえらいことになっちゃってるんで、ボクが押さえ役に入ってみました。

ERI: えらいこと? ああ、そうですね…(ブーブー言い過ぎてちょっと疲れている)太田君、太田君もなんて書かれるやら。心配じゃない?

太田:…あー……あはは……(それ以前にいつ出してもらえるんだか)

***********

不満その1: 何で散髪シーンばかり??(某週刊ナントカ、4号より・w)

澪子: 4号に島&テレサの特集があったのですが、何だかねぇ・・・
「ヤマト2」の15と16話で、カットは多数使われているのは良いのですが、説明文が実にヘタクソ。「澪子に書かせた方がもっとまし」と思わせるようなひどいものでした。
「どうしてそういう文章表現になるか?」と呆れるような部分があちこちに・・・。
例えば、テレサが「一緒に行きます」と言ってヤマトに戻る島に同行して、その後降りたのは、「こうでもしなければ島はヤマトに戻らない・・・」みたいな書き方になっているのです。結果としてそうだったかもしれませんが、「こうでもしなければ」は、島に対して酷いと思いませんか?


太田: ぷっ……でも、それもあったかもしれませんねえ……島さんってばも~~~、しょうがないなあ。

ERI: 笑。島くんはあの時はあんまり深く考えてなかったかも。でも、テレサの方はそんな駄々っ子をなだめるような気持ちではなかったことだけは確かですよね。半分は島と一緒に行きたかったでしょう。でも、「ここにはまだやらなければならないことが残されています」って古代に言ってるじゃん。「島さんも分かってくれます」とも…。
テレサが残ることを決めた理由は、複合的なものです。まあ、島をなだめて帰らせることも必要だったかもしれませんが、最大の理由は『テレザート星空域で白色彗星を止めようとした』からです。出来れば話し合いで。でも多分、緑のおじさんには話なんか通じない。だから、もう島とヤマトへ向かった時点で、例え自滅してでも彼とヤマトを逃がそう、と覚悟していたと思われます。
戦いたくはなかったのだから、それしか彼女に方法はなかったわけで、そのためには島をヤマトに返しとかないと巻き添えにしてしまうでしょう?
だからね、何たる短絡な解釈かと呆れ返りました…ちゃんと本編観たのか?と言いたいですね。ちょっと肩すかし喰らったような気分です。
しかもさ、何も散髪のシーンばかりあんな何カットも入れなくてもさあ!!(w)


澪子: ぶっ(と吹き出す)。
散髪シーンのカットって、今までどんなムックでも見たことがないんですよ。全然重要でないからでしょうね。それなのに、確かにここでは意図的にたくさん挿入されていますね。訳わからん!


太田: そうなんですか! 都合5カットもありますよ…? 他に入れる絵が無かったのかな。

ERI: あの週刊ナントカ全体に言えることですが、書き手が独自の世界観を創り上げようとしていますよね、間違いなく。本編のどこにも根拠のない描写が目白押しなの、気がつきました??
もー細かいこと言いたくないけど、例えばこの回にも島が「テレサの優しさに惹かれた(通信を介して)」という文章がありますけど、耳かっぽじってよ〜〜〜〜く本編聞いてみてくれと言いたい。「テレサが島に優しくした通信内容」なんてのは一度もないんです。強いて言えば、サルガッソから抜け出した時に「よく脱出されましたね、心から祝福を送ります」とは言いました。それのこと言ってるのか?? ムリが有り過ぎでしょ…


太田: あーハイハイ。僕も聞いてましたからね、その通りですね。テレサさん奇麗な声だったから…。あの事件の後には今度島さんが勝手にヒートアップしちゃってねえ、口説き文句まで出したんで(苦笑)、古代さんがいい加減にしろ、って怒鳴ってましたねえ。みんなにからかわれて、島さんソノ気になっちゃっただけじゃないですか?

澪子: …太田君…現場にいた人間としてそういう意見なのね?

太田: えっアレッ? 怒ってます…?

澪子: …別に(失礼ねっ!と言いたいようである)

ERI: あはは。でもねえ、あの号の、テレサとのエピソードの末尾の解説。アレじゃ島、振られた哀れな男、って感じでヤですよ…(まあ、非常にそれっぽいことは認めますが……orz)



まだまだ続きますが、一旦ここでお休みです。次回は近日中に

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今日のお題・号外 『復活ヤマトの航海長は誰か?!』

2010年の新年第一弾は・・・

ERIさんと澪子の「今日のお題」の号外、号外、号外!

澪子が「復活篇」を3回見て、それでも解決しない疑問を広く世間に投げかけます。

<今日のお題・号外 『復活ヤマトの航海長は誰か?!』>

(今日は、太田くんは任務のため欠席です。)

「復活篇」本篇で描かれた大前提:

1.「復活篇」の劇中では、一度も「航海班」、「航海班長」、そして「航海長」という表現は出てこない。

2.小林淳がパイロットとして、ヤマトの発進などメインの操舵を担当するが、彼は艦載機隊の指揮も執る。ユニフォームは緑と黒に黄矢印の2着を着用。
桜井洋一は右舷のナビゲーター席(旧ヤマトでは真田さんの席で、復活ヤマトではナビゲーター席と技師長席が入れ替わっている)に座っているが、小林出撃時にヤマトの操舵もした。
ついでに、艦長の古代進も小林と交替して操舵をし、桜井が負傷したときに戦闘班長の上条が操舵を代わろうとした。(ということで、誰でも復活ヤマトの操縦ができる。)

3.小林と桜井以外にも緑色のついたユニフォームを着ているザコ乗組員(失礼!)が「復活篇」最後の地球とのお別れシーンに複数登場。よって、組織としては存在する??

なお、この号外にあたって、澪子が参照したのは、劇場で購入した『ヤマト・メカニック・メモリアル』と「復活篇」のパンフ。ERIさんも同様。


澪子: 島大介亡き後に、誰がヤマトの航海長になるのかが澪子の関心事で、弟の島次郎がならなかったのには安堵しました。ERIさんもそうだったと思います。
でも、映画公開前に発表された新キャラを見ても、「航海班長」とか「航海長」という肩書きをもったキャラがいなかったんですよ。「たぶんパイロットの小林っていうのがそうかな?」と見当つけたのですが、「復活篇」を見たら、彼はヤマトの操縦はするわ、加藤みたいに艦載機隊の隊長になるわ、で、「コイツは何者?」と面食らいました。態度悪いしねェ。
先日、『ヤマト・メカニック・メモリアル』をじっくり読んだら、桜井が操縦班長(航海班長の間違い? それとも改称??)で、小林はチーフパイロットになっているんですよ! 
それは澪子には大発見でした。桜井の役目は太田と同じだと思っていたのですが、彼のほうが班長だったとは!
 

ERI: 「復活篇」のヤマトには、航海班長、というのが「ない」っぽいんですよねえ。
劇場で売られていたパンフには桜井のとこに「第一艦橋レーダーパネルを担当」「折原の補佐」って書いてあるし。『メカニック・メモリアル』では桜井が操縦班長、となっていますが仕事はナビゲーター(太田の仕事と同じ?)で、小林がチーフパイロット。
統一性がない…というか、よくわからない。…困ったものです。


澪子: そうなんですよ~。よくわからなくって…。
昔のヤマトは、島と太田の分業体制がしっかりできていたのにねぇ。それに、島は航海班長であり、チーフパイロットでもあったわけですから。復活ヤマトは島の責務を小林と桜井で分担して、さらに小林は艦載機隊の隊長と兼務??


ERI: 現実には、航空自衛隊などの航空機だと、パイロットもナビゲーターをやるんですよ。反対にナビもパイロットをすることがあるので、つまりはパイロットというのはナビもできて当たり前。なので、より現実に即した設定、になったということなのでしょうか…。
古代が劇中、パイラーという言葉を使うんですが、そんな言葉もあったかなあ…??とハテナマークが飛んじゃいました。航法士のことかな??どなたか教えて下さい。
島のしていた仕事を、二人で分担と言うのは確かにそうです。航法と操縦がどう入れ替わってもいいようにするのが、当然と言えば当然だったんですよ…。そうしていたら、島は死なないで済んだかもーーー泣


澪子: わ~ん、ERIさん。それを言わないでぇ。島の代わりにヤマトの操縦をできる人はいたんですけど、彼のプライドが…あ、もうこの話題は止めましょう。
パンフには確かに「操縦班長」という表記はどこにもなくて、小林が班長かと思われるのですが、『メカニック…』でははっきりと桜井が班長になっている…。
これを信じたわけですが、本編では言及されていませんから、ERIさんがおっしゃるとおり、復活ヤマトには「航海班長」っていう職務はないのかしら??
航海班がないなんて、ヤマトじゃないよ~と声を大にして言いたい! 
試写会でもらった「クルー任命証」には航海班があったし、ERIさんも澪子も、古代艦長から航海班に任命されたじゃないの!!
とは言うものの、復活ヤマトは小人数のマルチタレントの持ち主たちが縦横に動いているため、「班」という組織が成り立たないのかしら。
誰か教えてくださ~い! 島大介の後任は誰なんですか?!
あ、もしかしたら、島の死に責任を感じた真田さんが、航海長というポストを定めずに、二人以上で操舵を分担できるような体制を整えたのかな?
古代も何時の間にか(って17年もあれば訓練できたかも)、ヤマトやブルーノアのような大型艦の操縦が上手になっているし・・・。


ERI: 古代が大型戦艦(ブルーノア)の操縦をしてたのには仰天しましたね(w)しかも島顔負けの超高度なテクニックを初っ端から披露。それ以上に雪ちゃんが護衛艦の艦長、ってのにも驚きです。驚きを通り越して呆気にとられた……(この分だと相原が波動砲撃てるようになってても、南部が料理長になってても、なんの不思議もないという感じに……w)

澪子: あはは~、おっしゃる通り!
 
ERI: 試写会で見たときも、あとから繰り返し劇場へ足を運んだときも感じたんですが、やっぱりヤマトの操縦系統は操作が簡素化されていますね。
旅客機の操縦桿みたいだし。軍事オタクの知り合いも話してましたが、戦時中には、どんなザコ兵士でも扱いが簡単で操作性の良い兵器(銃でも航空機でも)を作ることが定石だそうです。復活篇では、大型戦艦も沢山ありましたよね。ブルーノアの操縦桿と、復活ヤマトの操縦桿も、似たような形状でした。かつてのヤマトは、一隻しかない船ですべてが初めてだった。しかも、テストもろくになし、操縦に関しては専用のシミュレーターもなかった。操作性が良いか悪いかすら、動かすまでは分からなかったんですよ。
澪子さん。……
島がいないヤマトの航海班長なんて、誰だって良いじゃないですか


澪子: へっ?

ERI: 誰だって操舵出来るように作られた汎用モデルなんですよ、あれは! ただ外側が異様に固く作られてるだけですよ!!(もとからヤマトは固いけど。砲塔も自動で修復するけど!)

澪子: ERIさん、……何が言いたいのか、分かって来ましたよ…。
あの特別仕様の初代ヤマトを動かした島は、やっぱり本当にすごい航海長だった
と…そう言いたいんですね?


ERI: 島の他に、ヤマトの戦闘機動を行った人が他にいましたか?通常航行なら誰でもできるでしょうが、戦闘や異常気象などでイレギュラーな動きをさせることができたのは、島だけです。そういう意味で、『初代のヤマトは、島大介を航海長として班を構成しなければならなかった』んですよ!

澪子: 復活ヤマトには、その必要もない…

ERI: 運行部の誰かがチーフパイロットとかナビゲーターをやりゃあいいというだけのことですよ。兵器としては理想的な出来ですしね、その方が。

澪子: 班長としての牽引力とか指導力も、復活ヤマトでは問われないんでしょうね。部下を持つことや組織をまとめて前進させることはホント大変なんですよ。澪子はそれで苦労しているんだけど、島は18歳のときから「チーフパイロット」として自分の技量も高めながら、「航海班長」として部下を引っ張っていたんですから……
やっぱり、島って…すごい人だったんですねえ……。


深く頷く二人。

ドアの向こうで耳をそばだてていたのは太田である……

太田:(なんだ、号外とかいってて、やっぱりそこへ落ち着くんじゃないか……チェッ)

 チェッ、ってなんだチェッって?(笑)

 ここが航海長ヨイショの部屋であることを忘れてはいけない。ここに長時間いると、緑色めがねだけではなく脳内も島一色に染まってしまうようだ。もうあなたも、逃げられない———

 2010年も緑色めがねは不滅なのだ~!

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今日のお題 『「完結編」を斬る!!』

澪子: ERIさん、澪子です。太田くんも来ているから、今日のお題に行きたいと思うんですけど、あ、その前に…
「復活篇」が公開されて、早くも2週間以上経ちましたね。11月28日には試写会が催され、運良く私たち二人とも、たくさんのヤマト仲間と一緒に鑑賞することができてよかったですよね。自分ひとりよりはどなたかヤマトを語り合える人と一緒に見たいと思っていましたから、とっても楽しかったです。
「復活篇」って、太田くんは影も形も名前も出てこなかったですよねぇ。どこでどうしていたの??


太田: ……(複雑な表情で、無言)

澪子: まぁ話すのも辛いでしょうから、「復活篇」は置いといて、昔話に花を咲かせましょう。
私は今までのすべてのヤマト映画は、中学でのヤマト友達と京都で見たんです。1983年春の「完結編」は、鑑賞後に私が非常に不機嫌で、「これでヤマトはおしまい!」宣言をやらかして…。そりゃ、島のあんな最期を見せられたらうれしくないですよ~。


<本日のお題:「完結編」を斬る!>

ERI: 「完結編」……。
あれが封切られた時、実は私は「知らんぷり」してしまったんです。
予告で島が死ぬ、っていうのを知ったとたん、見に行かない決心を…。
『あしたのジョー』で、矢吹丈の最後の試合を見ていられずに逃げ出した白木葉子の気持ちがわかりました…。白木葉子は試合会場へ勇気を奮って戻るんですが、私はダメだった〜〜(泣)。
で、ついに決意して「完結編」を観たのが、2005年でしたか、東京の六本木でヤマト映画のイッキ見が行われたときです。その頃に知り合ったサイトオーナーさんらが皆さん上京されて、ご一緒に。もう覚悟して。10人くらいで観ましたかねえ。
「絶対泣くだろうな~」と思ってましたが、ウルクに強行着陸した辺りからもうドキドキしてしまい甲板に出て行って古代の後ろで被弾した辺りからもうおろおろ、劇場から逃げようかと思いました。
あんなに時間をかけて彼が死んで行くのを見ていなきゃならないなんて、拷問でしたよ……。話の筋も追えなくなってしまい、結局初めて「完結編」を観たときは何がなんだか分からないまま帰った、という状態でした。ああ、たかがアニメのキャラなのに……。と自分で自分が不思議です。
その後、また数年経ってやっとDVDを手に入れましたが、また観るまでに酷く時間がかかり。
ささきいさおさんがCVをやっておられるのがせめてもの救いでしょうか……もしも全編を通して仲村秀生さんが演じておられたら、立ち直れなかったかもしれません。


澪子: ERIさんって公開時に「完結編」見ておられなかったんですね。では、初めてご覧になったのは、70ミリ版ですよね。そちらは、公開時の35ミリ版とは異なり、弟の次郎とサッカーをするシーンや手紙を書くシーンが入っていて、島の臨終までがさらに「念入り」になっているのです。
これが本当に仲村さんが演じておられたら、私でさえ耐えられなかったでしょう。


ERI: 「完結編」で仲村秀生さんが声をアテておられるのは、2ヶ所と聞きましたが、そうなのですか?
(彼の声が聞き分けられないなんて、と自分で自分に腹が立ちますが)
最初にヤマトが発進するときのメインエンジン始動へのカウントダウンの一部、は違いますか…?
あとは、「ロケットアンカーだ」、「圧搾空気バルブ」…のところがそうなんだと思いましたが…その他にも「あれ?」と思う場所がいくつか。
なぜそんなに途切れ途切れに仲村さんなのか、澪子さんならご存じでしょうか…?
その周辺のシーンは、今でも平常心では観られないのですが、仲村さんのお声を聞き分けたいあまりになんどか繰り返しイヤホンで(苦笑)聞いてみたことがあります(もちろんオイオイ泣きながら)……。
ここが仲村さんのお声だ、という箇所を正確にご存じでしたらお教えください…


澪子:ERIさんのご質問の件ですが…
仲村さんのお声がどこに使われていたかは、私にもわかりません。
2箇所という話もあれば、35ミリでは仲村さんの声が使われたが70ミリは全部ささきさんに戻した(これまでの仲村さんの功績があるので、出演者のテロップではダブルキャストのままにしてお名前は残した)という説も聞いたことがあります。
初回上映時の35ミリ版は今や幻の作品なので、確認のしようがありません。私が映画館で35ミリを見たときには、どのセリフが仲村さんかと冷静に聞き分ける余裕なんて全くなかったです。
『ロマンアルバム』に掲載された仲村秀生さんのコメントによると、「完結編」のアフレコの時にはもう退院していたけれど、無理だろうと代役を頼んだそうです。ただ、ささきさんの吹き込み箇所でイメージが合わないところ(どこかは不明)を、後から仲村さんが録り直した(それが35ミリで使われた?)ということです。
これを読んだときの私の率直な感想は、「35ミリが無理だったら、70ミリに編集するときに島のセリフは全部仲村さんで録り直して、差し替えたらよかったのに」でした。
つまり、Part1の第1話と全く同じことをして欲しかったのです。これが実現していたら…
声が違うから冷静に鑑賞できるのか、私は「完結編」は案外平気ですよ。映画公開後もノベライズやムックを買っていますし、DVDも発売と同時に買いました。見ながら、読みながら、いつも怒っていますけど…。


ERI: 太田くん、さっきから黙ってるけど…

太田: ボクに何を話せって言うんですか。ボクだって、島さんの様子が変だと気がついたのは、もう後戻りできなくなってからだった。島さん、痛いとも苦しいとも言わなかったしその素振りも見せなかったんですよ…

ERI: 太田くん、大泣きしていたよね…
(しんみりしてしまう3人)

澪子: 製作者って「完結編」で島を死なせたんだけど、残された次郎や両親のことを少しは考えたのかしら。
私が「完結編」を見ていて本当に悲しかったのは、最後にヤマトの乗組員達が海岸を走っているシーンです。そこには島だけがいないんですよ! 彼は本当に亡くなってしまったんだとつきつけられてしまいました。
島がいないのに、何で古代も真田さんもあんなにすがすがしい表情をしているのでしょう?! あのシーンは「明日への希望」とか「明るい未来」とかいうことを意図しているようですが、その陰に泣いている島の遺族がいることが完全に忘れられているようです。70ミリ版で次郎を出してきたのなら、そこまで考えろ! と憤慨しました。


ERI: まあまあ、島さんはこの時空ではちゃんと第一艦橋にいらっしゃるんだし。

太田: 縁起でもない話してると、「こら太田」って怒鳴られそうです…ははは~。

ERI: せっかくだから、哀しい話ばっかりじゃなくて、「完結編」で航海長が見せた奇跡の操縦の腕について語りましょうよ。

澪子: 最初の方で洪水に沈むディンギル星で見せた操艦はすごかったですね。それから、コスモハウンドが沈没して古代がかっかしているのに、航海長は冷静に事態を見ているんですよね。艦の操舵を任されている航海長はそうじゃなくっちゃ! 古代が島の胸倉つかんで・・・なんて最初のテレビシリーズみたいだったわ。

ERI: ニュートリノビームを波動エネルギーが中和する、と分かった時に反転してウルクへ向かうじゃないですか、あの辺もすごい。「反転しろ」って沖田さんは口で言うだけですが、操縦するのは島ですからね。見ていて、「島ってすっごい度胸があるなあ」って思った。彼がちょっとでも尻込みしてキレの悪い操縦をしたら、ヤマトはそこまでですからね。

澪子: ホント、180度反転なんて、あれほど大きな艦を最小限の時間と動きで回してしまうんですからねぇ。すっご~い!!

ERI: その後、ウルクに強行着陸するでしょう。ウルクの地表にドリフトランディングですよ!あれは超カッコ良かった!!

太田: でも…第三艦橋が…

ERI: そっ、そういえば。あの時第三艦橋はどうなってたんですか?だって、艦尾が都市にめり込んでたから艦載機の発進口が開けなかったんですもんね。

太田: ええと、一旦ボロッと取れちゃったんで、真田さんが速攻でつけ直して

澪子&ERI: ウソをつけウソを!!

太田: でもねえ、ちょくちょくあるんですよ。ボク、第三艦橋、またもげて落ちるんじゃないかなあ、って気が気じゃないんだ(笑)島さんには内緒ですよ…ぷぷぷ。

ピンポンパンポーン(突然の艦内放送、迷子のお知らせが)
航海長:迷子のお知らせだ!航海班副班長を見つけた者は至急第一艦橋まで連行してくれ!


太田: げっ、…やべ。聞かれてたんじゃないだろうな?!…ちょっと行って来ます。
(そそくさと退室して行く太田)

澪子: …行っちゃいましたね。太田くん。

ERI: はあ。

澪子: …でも、元気そうでしたね、航海長。「完結編」どっかいっちゃった~。

ERI: はい!

(航海長の声に、でへへへ、となってしまう二人であった…。第三艦橋の惨事についてはこれ以上追求するまい)


『休憩室』…そこはヤマト艦内のイメージルーム…の奥にある、別名妄想ルーム(殴☆)のことである。緑色めがねをかけた参加者は、次なるお題に取りかかったようだ。
 次のお題は『「復活篇」の島次郎』。
 「完結編」斬り終えてないよ!しかも3回目にしてもう弟かよ!というツッコミは受け付けない。島の弟・次郎の、「復活篇」で語られなかったあれこれを想像する、次回「休憩室」第三回に乞うご期待。


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今日のお題『航海長のどこに惚れたか?』

ERI:こんばんは…ERIです。太田くん、今非番なの? 隣いいですか?澪子さん、今晩は。

澪子:今晩は〜。

太田:またしょっぱなからえらくディープなお題ですねえ。
航海長のどこに惚れたか、だなんて…そうですねえボクは


ERI:太田君はいいから(w)。
 島航海長と言うと、とにかく例の一件以来、彼から笑顔が消えてしまっていますよね。テレサに関する「その後」が、すべて哀しすぎるんです。それもまたある種のツボなのかもしれませんが…いやいや、違います。私はあの昂然とヤマトを操る彼を好きになったのであって、過酷な運命に翻弄される彼を素敵だと思ったことは一度もありませんよ。


太田:…いきなりMAXに暗い話題だな…。

澪子:(ハンカチで洟をかみながら)ぐすん、そうなんです。彼はあまりにも「不遇な」キャラにされてしまいました。それは第一作のTVシリーズでファンになった私にとっては、全く望まないことでした。彼はヤマトを操縦したり、熱血古代をクールダウンしたりするところが素敵なんですよ! なのに、結果的にヤマト登場人物いちばんの悲しい運命の主になってしまいました。でも、断じてそれに惹きつけられたわけではないです。

太田:あれ?でもそんなこと言いながら、澪子さんの手に持ってるのはなに?

澪子:はい?
その手には「ヤマト2」第16話、と書いてあるDVDが…

太田:……その回ばかり見ている澪子さんって…。こないだ、「私はPart1の第14話を見て航海長LOVEになりました」って言ってたじゃないですか?

澪子:…………
(あっ、そっぽを向いた!)

ERI:オクトパス星団のところですね。(1の14話)あれは私も大好きな話で、ツボはまったく澪子さんといっしょですよ!将棋とか、雪ちゃんとの会話。「出口まではどのくらいあるのか」、で古代とケンカ…。特に、澪子さんの「航海史編纂室」の解説で一番うなったのが、海峡が見つかった時に「ほらみろ」といった内容のことを古代に言わなかった…というあたりです。彼って、ほんっとに性格良いですよね…!素直で他人思いで。愛されて育った人は、他人を思い遣る心の余裕があるんだ、ってことを体現している人です。…なのにーーー…哀しい思いをしたまま戦死なんて…

太田:くうううう、島さあん。(もらい泣き)

澪子:ぐすんぐすん、まあそれはともかく。航海長は第一艦橋でちゃんと今でもお仕事されているんですから。
(この『休憩室』を含む時空は、ヤマトテレビ版のどれかの、再放送の中にある。ヤマトは今この瞬間も航海中で、島さんは第一艦橋で仕事中なのだ。)
 澪子は14話が彼のファンとしてはいちばん好きなんです。あれで島ファンになったのですから。彼の人格の良さって、あのエピソードがいちばん語ってくれているのです。次の15話の雪のコーヒー&「逃げよう、それしかない」も同様に良いのですけどね。この頃の島を見ていると、「さらば」や「2」以降の彼のことが全く想像がつかないです。本当に純真な若者という感じでした。

太田:Part1の10話からの中盤は、あとのヤマトのシリーズには見られないようなじっくりキャラを描いた秀作が多いですよね。……ボクはこれっぽっちも描いてもらえなかったけど………

澪子&ERI:まあまあまあ
(と太田を席に連れ戻す)


<島さんに惚れた決定的なシーン>

ERI:さて、航海長にベタ惚れ決定打となったシーン、ですが…澪子さんは「1」の14話、なんですね。

澪子:14話が決定打ですが、実はその前から彼に注目していました。
私がヤマトを見たいちばん古い記憶が反射衛星砲(8話)で、第1話ではありません。この反射衛星砲のエピソードでは、ご存知の通り冥王星の海に潜ったり浮上したりを繰り返していたのですが、最後に「(古代たちを)迎えに行かせてください。」と言いますよね。そこが非常に印象深かったのです。


太田:けど、あの時ボク…迎えに行ったはいいとして、古代さんたちをどうやって連れて帰るの?って思ったんですけど…(笑)

澪子:…太田くん、鋭いツッコミですね。もしかして澪子と同じ関西人?
…でまあ、その後11話の古代との「へぼ運転手vsのろま砲術長」のじゃれあいで笑い、機雷に接触しないように少しずつヤマトを傾けるところでヒヤヒヤし、12話のオリオン灼熱地獄で見事に操縦しているのがツボに入り、そして14話と次の15話でダメ押し…。
一目惚れではなかったものの、こんなプロセスで彼のファンになりました。月~金の夕方6時からの再放送からヤマトを見始めたので、11, 12, 13, 14, 15はほぼ毎日ですから、わずか1週間ほどの間でぞっこんベタ惚れに(笑)。


ERI:航海長の長所をじっくり検討して次第に惚れて行った、という感じですね。さすがは理知的な澪子さんです。対して衝動的な私はなんと、24話…。いえ、初めて全体を通して観たのが劇場版宇宙戦艦ヤマトだったから…と言った方が正確かも。

太田:珍しいですね。テレビ版は見てなかったんですか?

ERI:テレビ版をまともに1話も見てないうちに、劇場版を先に観に行ったんです(笑)。テレビで見たのは、ヤマトが宇宙空間を進んで行く、あの特徴的な後ろ姿だけ。

太田:男の子みたいだなぁ。

ERI;うるさいな(笑)。…で、ですね、ガミラスの海が濃硫酸だと解った時、島が叫ぶでしょう。「エンジン全開、垂直上昇!」って。劇場版のあのシーンでガツンと惚れました。(テレビ版では24話)あの慌てぶりが…なんとも…ツボにはまってしまい。それまでがメリハリのない優等生ぶりですから、あの突然のオーバーアクションに度肝を抜かれ。(笑)特に最初の劇場版では、ずっと静かに操縦桿を握り、奇跡的な操縦の腕を披露する大人なパイロットですからね…。

澪子:ああ、あの落ち着いた航海長があんなに慌てて…なんて?(笑)

ERI:そうそう。だって、劇場版では最初の発進の時、島はミスをしないんです。まるで生まれたときからあの船を操る運命にあったみたいな天才パイロットぶり。まさか、「連動スイッチがオフになっていました!」だなんて、テレビ版でそれを見たときはホント仰天したんです。
その後、テレビシリーズの「1」を再放送で通して見た…そうしたら、なんとなんと、普段からとってもお茶目じゃないですか、彼は!しかも家族思いのお兄ちゃんで、案外軽いしケンカもするし…。「1」の劇場版からいきなり入った場合、テレビシリーズの素の彼は、イレギュラーの連続だったとご推察ください。なので、今でも彼の「とんでもない/ありえない/いやっこんなの島さんじゃないわっ」…な部分が大好きなのです……(笑)。


太田:「イヤッ、こんなの島さんじゃないわッ」って…どんなトコですか?

ERI:散髪とかコサージュとか通信機ハイジャックとか

太田:ぶぶっ

澪子:やめてください……私、その辺の航海長については忘れたいんですから!

ERI&太田:すいません…

ERI:でももちろん、オクトパス星団の話も大好きです。心の奥底をくすぐられるんですよね……彼の人となりが良く知れて…。

澪子:将棋も強いしね。

太田:うん、それは折り紙付きですね。

ERI:それに、11話の、デスラー嫌い…じゃなかった、機雷をかわしながら進むところもそうなんですが、彼がヤマトをどれだけ傷つけないように操縦しているか、といつも気になります。

太田:島さんは船体に傷つけないように、いつも気を配ってますよ。

ERI:でしょでしょ?!実はPSのゲームをやってそれを痛感しました。あっというまに全艦の60%が被弾しちゃうんですよ…。真田さんが直してくれますが、私のコマンドの出し方次第でヤマトはどんどん傷ついちゃって。実は「さらば」のPS版をやってますが、なかなか地球から発進できない、戦闘衛星に撃ち落とされちゃって
(なんちゅー体たらく)…

太田:ERIさん…声が大きいっす!…古代さんに聞かれたら船外へ放り出されますよ…

ERI:あわわわわ

澪子:ERIさんが島に一目惚れしたのは、ガミラス濃硫酸の海だったのですね。でも、もし私が劇場版や後の作品からヤマトを見始めたのなら、ここまで島ファンにはならなかったかもしれませんねえ。だって、真っ先にカットされてしまうような枝葉のエピソードや、些細なシーンやセリフばかりで島に惚れこんだわけですから…。ERIさんがおっしゃる「イレギュラーの連続」が普通だと思っていました。今から見れば、確かにPart1のTVシリーズの島は「とんでもない、ありえない…」ばかりですね(笑)。あの頃は、古代に次いで準主役級だったのですが…(遠い目)。

ERI&太田(遠い目)…………
(3人、気を取り直す)

ERI:ともかく、私は実はヤマトのフォルム自体にまず惹かれてあのアニメを見始めたので、「あのカッコイイ宇宙戦艦の操縦士」というだけで、最初から波動砲を撃つ古代くんよりも島くんばっかり見てました。なにがイイって、発進のプロセスがもう堪らない。「補助エンジン動力接続」から始まる全プロセスが大好きです。

太田:ボクもできるんですけど?

ERI:(さり気なく無視)そして、やはり「声」ですね。仲村秀生さんのお声が本当に素敵で。彼のなにもかもが、ツボにはまりました。島のここがもっとこうだったらいいのに、という不満は、シリーズ通してまったく、微塵もないんです。死ななきゃ良かったのに、と言うのはありますが…。(苦笑)

澪子:ERIさんは島ファンの鑑だなあ。好きならば、どんな彼であっても受け入れて、不満を持たない、なんて脱帽です。私はとてもそこまでは至りません。頭の中から「2」の8-14話の島は消去していますから(笑)

ERI:私は彼を、「次郎くん視点」で見ているんですよ、きっと。次郎にとっては島は家族だし、大好きなお兄ちゃんです。どんな発言も行動も全部ひっくるめて、兄である彼のことは受入れて当然なんです。どこをどうあげつらっても、否定したくなるようなトコは彼にはないですねえ。
盲愛、ってやつでしょうか…。澪子さんは強いて言うなら、誰の視点で島を見ているんでしょう…?


澪子:これ、考えたことなかったです。「次郎の視点」って面白い分析です 。「古代の視点」というのもありそうですね。では、澪子は誰の視点で見ているのかしら…。
小学生の時から、島は理想の恋人&ダンナさんなんです。軍人という職業は置いといて、島は良い家庭人になれると思うんですよね。
ところが、自分でも変なのですが、私が年を食ってきたせいかもしれませんが、「島大介が息子なら…」なんて見ることもあります。以前なら考えられなかった「母親の視点」ですね。それにしても、理想の息子、自慢の息子ですよねぇ。現実の息子とは絶対比較してはだめだなぁと、ここは自重しています。


太田:弟視点と、お母さん視点ですか。…女の人って面白いなあ(笑)。

ERI:私もいつの間にか、お母さんになってましたからね…そのお気持ちは良く解ります。でも、恐ろしいことに…お母さん視点でヤマトを見ていると、不思議と島よりも古代をかまいたくなるんですよねえ。不遇な身の上に「よしよし」としたくなるのかしら??

太田:(絶句。口があんぐりと…)

ERI:対して島航海長は、期待に応えるのが分かっている良く出来た息子(笑)。だから、というわけではないんですが…完結編の彼の台詞「ヤマトはいいなあ、お袋の腕に抱かれてるみたいだ」というのを聞いた時、あなたをこういう目に遭わせるためにお母さんはあなたを生んだんじゃないのに、とすごく悔しかった。けれど、彼のような年齢不相応に老成した(w)良く出来た子でも、最後はお母さん、なんだ…とも思って泣けたなあ。島の口からお母さんのことが出たのって、これだけですよね。

太田:またまたくらい話題にするんだから。そうです。島さんはその他にはご両親のことほとんど言いませんでしたね…。

ERI:古代くんはオールナイトニッポンのラジオドラマなどで散々「お父さんお母さん」って呼び掛けているので、あまり違和感がないですが、航海長が親御さんのことに触れるのは、「1」10話の通信のところくらいですよね…。彼も、本当は誰かに(お母さんじゃなくても?)甘えたかったんじゃないかなあ…。

太田:…………。

澪子:私がこのセリフを初めて聴いたのは完結編が公開された17歳のときですから、単に「臨終のときに母親のことを言うなんて、マザコンみたいで嫌」と真剣に怒ったのです。雪への不自然な告白と共にこれも嫌いでした。
今は別の意味で、聞くのが辛いセリフです。息子に先立たれた両親はどれほど悲しむだろうと、あのセリフから島の母親のことが思い出されるからです。ヤマトのキャラで死んだ人物は多いですが、死んだときに地球に家族が残されたことがはっきりしていたのは「さらば」の雪と徳川さん(息子一家)、島だけなんですよ…。


太田:…止めましょうよ、その話題は。ボクも悲しくなるから。

澪子:そうですね。このあたりの島の両親と次郎のことは、ERIさんが泣きながらオリストを書いてくださっているんですよ。何だか暗い話題になっちゃったからERIさん、何か面白いことないかしら。

ERI:太田くん、ほらほら…あのアルファ星ではキミもカッコ良かったじゃない!?

太田:…ホントっすか?どの辺が…
ちょっとドキドキしてきた太田である…

ERI:ええと…島さんが「コロナの動きをしっかり計算するんだぞ」って言って…

太田:うんうん

澪子:イレギュラーです、どんどん高くなって行きます!

太田:そうそう

ERI:…で、沖田艦長命令で古代くんが波動砲で…

太田:……で?

ERI&澪子:で、……あれ?(太田の出番は)


 ああああ~~、待って、待ってよ太田くん!!
縁の下の力持ち、っていうじゃない~~~!



『休憩室』…そこはヤマト艦内のイメージルーム…の奥にある、別名妄想ルーム(殴☆)のことである。緑色めがねをかけた参加者は、次なるお題に取りかかったようだ。
 次のお題は『完結編を斬る』。緑矢印にとって、長い間鬼門とされてきた問題作……「宇宙戦艦ヤマト・完結編」。逃げ出そうとする太田を捕まえ、緑色めがね談義は続く——。



テーマ:宇宙戦艦ヤマト - ジャンル:アニメ・コミック

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